[ロンドン 13日 ロイター] 英北部ノーサンバーランドで9日に行われたマラソンレースで3位に入った男性ランナーが、レースの途中でバスに乗っていたことが判明し、メダルを剥奪された。 メダルを剥奪されたのは、ロブ・スローンさん(31)。大会主催者によると、スローンさんは、32キロを過ぎた地点で観客用のバスに乗り、その後コースの最終部分を走り、自己ベストのタイムでゴールした。 大会ディレクターでロサンゼルス五輪銀メダリストのスティーブ・クラム氏は、BBCテレビに対し、「参加した選手の中で、タイムが前半より後半の方が速かったのは彼だけだった」と話した。 またクラム氏は「彼は最後の8マイル(約13キロ)で五輪選手になったか、ゴールするために何か他の手段を使ったのだろう」と冗談交じりに語った。 スローンさんは当初、不正があったと疑われていることについて、「ばかばかしい」と一蹴していたが、主催者が調査
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