プラモデルの価格が上がることで、一般的に予想されやすいのは、プラモデルに使用しているプラスチック原料が原油価格上昇により値上がりしたことが原因ということ。 たとえば、定価1,000円のプラモデルの原価構造がどうなっているか考えてみよう。 大手量販店では3割引とかで販売されているので、問屋やら運送コストなども考え、メーカー卸値は定価の3割程度ではなかろうか。 1,000円のプラモデルのメーカー卸値300円と仮定する。 1,000円のプラモデルにプラモデルの主要部品が200g分入っていたとすると。 (色なし)ポリスチレンが1kg100円程度。原油価格高騰で2倍になったとしても1kg200円程度。この五分の一なので20から40円。 色をどうつけているのかはわからないが、マスターバッチ方式だとしても、1,000円程度のプラモデル一個あたりの原料費が100円を超えることはなく数十円といったところだろ