こんにちは、ライターの吉野です。私は今、能登半島の最西北にある石川県輪島市に来ています。 漁師町として知られる輪島市は、元旦に発生した能登半島地震で最大震度7を観測。多くの建物が倒壊し、観光名所の「朝市通り」では大規模火災が発生しました。 今回どうして輪島を訪れたのかというと、友達が暮らしているからです。友達とは輪島出身の漆芸家、桐本滉平くん。私と桐本くんは、かれこれ10年来の付き合いになるんです。 4年前の私たち。大学時代からよくご飯を食べにいったり、旅行に行ったりしていた(右にいるのは桐本くんのパートナー・萌寧〈もね〉さん) 桐本くんがいたこともあって、これまで3回ほど輪島を訪ねたことがあります。瀬戸内の小さな島で育った自分にとって、文化も食生活もまったく違う輪島は異国そのもの。輪島に来た時は友達と一緒に桐本くんの実家に泊まらせてもらい、おいしいお酒と料理を楽しみました。 そしてコロナ