2018年6月29日 2曲、6分 ℗ 2018 Asylum Records UK, a division of Atlantic Records UK. A Warner Music Group Company.
新世代のジャズシーンが活性化しているサウスロンドンから登場。ジョン・メイヤーの名が引き合いに出されるほどに、卓越したギタースキルを誇るマルチプレイヤーにして、J Dilla以降のビートメイカーでもあるTom Mischのデビューアルバム。スムーズで洗練されたメロディとスウィートな歌声、Erick WallsやIsaiah Sharkeyに触発されたという豊かなギターサウンド。そして、柔らかく温かいグルーヴを生み出す多彩なトラックに、「Lost In Paris」に迎えたGoldLinkをはじめ、ロイル・カーナーやデ・ラ・ソウルら、アメリカ、イギリスのラッパー、シンガーをフィーチャー。甘美な響きを放ちながら、ソウル、ジャズからヒップホップまで、ジャンルをしなやかに横断する楽曲は星野源も魅了し、2019年リリースの「Ain't Nobody Know」でコラボレーションを行った。
ケンドリック・ラマーを擁するレーベルTDEに所属するシンガーソングライターSZA。リアーナ"Consideration"、ミッキー・ミナージュ"Feeling Myself"などにもソングライターとして参加し、マルーン5のヒットシングル"What Lovers Do"に客演するなど注目を集めてきた彼女のデビュー作。ビョークとエラ・フィッツジェラルドが憧れであったと語る彼女の音楽性は、ジャズやヒップホップのブラックネスを核としながらオルタナティブなムードをたたえる。フロウするように歌うアンニュイなヴォーカルも魅力。ブルックリンのエレクトロニカデュオSonnymoonの音源をサンプリングした"Love Galore"をはじめ、アルバム全編に漂う心地良いムードに魅了される。 2017年6月9日 14曲、49分 ℗ 2017 Top Dawg Entertainment, under exclus
90年代UKロックの金字塔と称される、レディオヘッドの傑作サードアルバム。展開の多い構成や変拍子、ポリリズムで刻まれるビートが鮮烈な "Paranoid Android" や、コンピュータの合成音が歌詞を読み上げる "Fitter Happier"、ダブやトリップホップを大胆に取り入れた "Airbag"、そしてグロッケンシュピールとギターのアルペジオの繊細なアンサンブルが際立つ "No Surprises" のようなメロディアスなナンバーまで、初めて本格的にタッグを組んだ Nigel Godrich と共に、新たな領域を果敢に開拓している。その一方で、ロックのフォーマットを否定し、エレクトロニックサウンドへと180度舵を切った次作「Kid A」と比較すると、ここではバンドサウンドの体裁が依然として守られており、端境期のユニークな一作ともいえる。
前作の「To Pimp A Butterfly」最大級の賛辞を集めたラッパーのケンドリック・ラマーが2017年に発表した4作目のアルバム。前作と比べるとシンプルなトラックが多く、朋友のSounwaveに加えて、TERRACE MARTIN、Mike Will Made-It、The InternetのSteve Lacy、The Alchemistといったプロデューサー、さらにU2、リアーナ、ジェイムス・ブレイク、BADBADNOTGOODらビッグスターが参加しているものの、あくまでも緩急自在でタイトなラマーのラップスキルの印象が強く残る。前作で時代のカルチャーアイコンになった彼が、改めてラッパーとしての圧倒的なまでの存在感を見せつけるかのような強力なアルバム。 2017年4月14日 14曲、55分 ℗ 2017 Aftermath/Interscope (Top Dawg Enterta
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く