XMLの操作を標準化した物としてDOMやらXPathやら各種規格が存在するわけですが、JSONでもそのようなよく利用される操作を共通化した物が存在すると便利な場面もあるかもしれません。 そこでIETFのappsawg WGで提案されているのが、JSON PointerとJSON Patchです。 まだ提案されたばかりでほとんど何も決まっていないのが実情なのですが、もしRFCとして公開されるほどの物が出来上がれば、標準的な枠組みとしては強力な物になるかもしれません。 JSON Pointer JSON PointerはXMLで言う所のXLinkとXPathの機能を併せ持ったような物で、JSONの構造の中のあるオブジェクトを表すのに用いられたり、URL中においてfragment identifierとして使われる事でJSONの構造中の特定のオブジェクトを指し示すのに使われる事を想定しています。