トゥールーズ=ロートレック 『ディヴァン・ジャポネ』 1893年 リトグラフポスター 三菱一号館美術館(みつびしいちごうかんびじゅつかん)は、東京都千代田区丸の内にある美術館。大手不動産会社の三菱地所が運営する企業博物館で、同館の建物は丸の内最初の洋風貸事務所建築として明治時代に建てられた(旧)三菱一号館を同社が復元したものである。 概要[編集] 三菱地所による再開発で2009年に誕生した「丸の内ブリックスクエア」を構成する施設として2010年に開館した。19世紀の近代美術を中心とする美術館で、企画展を年間3~4回開催する[1]。常設展示は設けられていないが19世紀末の美術品を収蔵しており、特にロートレック作品を多く所蔵することからフランス・アルビ市のトゥールーズ=ロートレック美術館(fr)と姉妹館提携を行っている。初代館長は19世紀フランス美術史を専門とする美術史家の高橋明也。 展示室は