東京の大規模接種センターでは、徹夜でキャンセル待ちをする人が増えています。 東京・大手町の大規模接種センターの前では、予約ができなかったのか、「徹夜組」の人たちが並んでいます。なかには、シートを敷いて寝ている人もいます。 午前2時から並んでいるという葛飾区からきた男性(30代)は「祖父ともう1年くらい会えてなくて、どんどんその間に認知症も進んでいて、自分の名前とか忘れる前に、もう一度会っておきたい」と話していました。 大規模接種センターは、原則予約をしないと接種できませんが、キャンセルが出た場合はキャンセル待ちをしていた人を受け入れています。 防衛省によりますと、予約が埋まった後、徹夜でキャンセル待ちをする人が日々増え続け、24日は午前6時半の段階で200人を突破しました。 24日、岸信夫防衛大臣は、28日以降、キャンセル待ちは受け付けず、並んだとしても接種することができないとしました。
