批判される話題に事欠かない民主党の小沢一郎幹事長であるが、最近は参議院選挙の候補者擁立で批判されている。ただこの話は、しょせん私党の選挙戦術の話題に過ぎない。仮に民主党支持者が選挙で負けるのが心配で憂いているのであれば批判するのもわからなくもないが、そうでなければ、いちいち騒ぐ話しではないと思う。マスコミがいちいちこのことを「有権者不在だ」と騒ぐのもおかしい。選択肢が多いほど有権者には喜ばしいのだ。無風区がたくさんできて、白ける方が有権者不在だ。 もちろん個人的にこの戦略がクレバーだとは思っていない。みんなの党はマスコミが持ち上げるほど選挙結果を残すとは考えてはいないが、候補者次第で5人区の東京で1議席取るくらいの力はある。民主党が3候補を立てた場合、5議席を民自公共みという感じで、民主党が1議席しか取れない確率は比較的高いと思う。2人区の京都の2人擁立も、共産党に1議席奪われる可能性があ