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ブックマーク / nanioka.com (7)

  • 盗む | 何丘ブログ

    1 駅に自転車をとめて鍵をかけないと高い確率で盗まれるという認識である。手痛い経験もある。傘を盗む・自転車を盗む人たちの国、日。モラル底辺の国だ。国際スポーツ大会で試合後ゴミを拾うから俺たち民度の高い国、という自慢話を聞くたび「は、傘を盗み、自転車を盗む連中が」と冷笑する。 私自身は、傘も、チャリも、盗んだことはない。窃書は罪ならず、と言いますが、を(またその他を)万引きしたこともない。基的には、それは、悪果がこはいからである。確証的な完全犯罪であれば、それをしない理由はないであろう。 私の品性は、たぶん、一般的な日人より、なお一層下等である。なるほど目に見えた盗みは行わない。だが盗み的思考は染みついて常習している。 たとえば今わたしがモスクワに渡るということを想像してみる。出張を命じられたとする。私はいやだ。テロリストどもの(つまりは、自分が道徳的に許せない人たちの)巣窟に足を踏

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  • ウクライナの夏休み | 何丘ブログ

    の郷里であるオデッサ州の某村にひと夏里帰りした。その日記。(※完結済み) 期間:2024年7月14~22日(移動日含まず) 登場人物:私、、太郎(4歳児)、義父母、義兄 ※渡航の経緯については「盗む」の記事参照 7月15日 ウクライナは異常な暑気に見舞われている。これ書いてる今は15日の正午だが玄関の水銀柱は38度を指す。オデッサの緯度が北海道・稚内と同じであることを思え。 わたしの当地入りは昨14日昼で、と子に遅れること七日。この時間差は、としては帰郷するからには二週間くらいはゆっくりしたい、が私は仕事をそんなに休めない、それでと子を先に行かせる(帰りは一緒に帰る)という選択をした。 と子のウクライナ入りの日の前日にゼレンスキーがオデッサを電撃訪問していて、ゼレの陸上の移動経路とらの動線が重なる可能性があり、その日は大変に気を揉んだ。また、私の到着は当は一昨日の夜のはずだ

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    kamm 2024/07/21
  • 三鷹会の活動報告 | 「令和の何丘」ブログ

    序:なぜ三鷹か、なぜウクライナか なぜ三鷹か。わたしが三鷹を巣としておるから。なんで三鷹を巣としおるか。そこをひとつお話しよう。私のはいわゆるウクライナ避難民である。私らは2022年3月に住み慣れたオデッサを離れた、ロシアがミサイルとか飛ばしながら土足で東から南から乗り込んできたので。それで日に帰ってきたはいいが、さてと私と2歳のがきんちょ、住むところがちょっとないなあというところへ、当時そういう人向けに東京都が都営住宅の無償貸与というのをやっていて、これに乗っかった。五か所ほどの都営住宅を選択肢として提示された。台東区と、大田区と、あとどこかとどこかと、三鷹。23区外は三鷹だけだったと記憶する。それぞれの住所をGoogleMap(衛星写真モード)で調べたら、一番緑が多そうなところが三鷹だった。私は学校が早稲田で高円寺とか住んでたので沿線の土地勘もある。それで三鷹にした。 同じように

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    kamm 2023/12/18
  • 三鷹会 | 「令和の何丘」ブログ

    東京・三鷹にて「三鷹ウクライナ会」という勉強会を立ち上げます。 三鷹市には現在30名余りのウクライナ人が暮らしており、市町村としては全国有数のウクライナ避難民受け入れ自治体となっています。 一方、ウクライナ国では、出口の見えない戦争の惨禍が続いています。 会では、私たちの隣人であるウクライナ(人)について理解を深めるため、月に一回程度の頻度で、勉強会を開催したいと考えています。 ▽ その皮切りとして、会の発起人・和田より、『オデッサの街並みと暮らし、戦争が破壊したもの』と題して、2回にわたり発表を行います。 第1回:オデッサのかつてといま とき:9月23日土曜、16時から2時間程度 ところ:三鷹市生涯学習センター4F「学習室3」 第2回:避難、避難民、保証人 とき:9月30日土曜、16時から2時間程度 ところ:三鷹市生涯学習センター4F「学習室2」 発表者(和田)は2019年夏~22

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    kamm 2023/09/24
    その皮切りとして、本会の発起人・和田より、『オデッサの街並みと暮らし、戦争が破壊したもの』と題して、2回にわたり発表を行います。 9月30日土曜、16時から2時間程度 ところ:三鷹市生涯学習センター4F「学習室2」
  • 私はどうしたらいいんでしょうか | 「令和の何丘」ブログ

    オデッサに帰ることになるかもしれないです。憂☆。 ※その後、「ウラガワ日記」に点々と記したような経緯により、オデッサに帰ることとはなりました。9月4日現在、オデッサ(州)にいまして、そこでの日々を「夏休みの絵日記」と題する記事に綴っています。飽くまで一時の帰省です。 政策の失敗 私の政策は失敗したというわけだ。は春頃からホームシックがひどくなって今年の夏こそは里帰りしたいと言い募り、しばしば物陰で涙を流していた。私は(悪いけど)そんなことができるわけないと思っていた……というのも南部におけるウクライナの反転攻勢今か今かと噂されていて、南部が激戦になればオデッサも安泰とはいかない筈だった。そこで私としては、がそんなことを言いださなくなるほどに日でハチャメチャに楽しい夏にするという方針を立てるしかなかった。ベストを尽くしたとは到底言われまいが、一応そこそこ頑張ったんすとは言わせてほしい

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    kamm 2023/07/22
    完全に理屈では負けているし、何丘さん以外は帰郷を望んでいるし、行くしかないのでは〜。
  • 少年ジョニー | 「令和の何丘」ブログ

    少年ジョニーのことならおもしろい。私たち夫婦は先の夏にジョニー君という16歳の少年をウクライナから避難させ、いま日でその保証人をやっているのであるが…… ※この記事の更新は終了しました。 ジョニーどんなやつ/この記事の目的 ジョニーどんなやつ ジョニーはオデッサ北郊の某村で半生を送った。その村は私たちのダーチャのある村の隣村であった。その村にある軍事施設を狙ってロシア軍は再三ミサイルを撃ち込んできた。その撃ち方は例によって駄ミサイル下手撃ちであって、軍と何の関係もない民家も随分破壊されたし、ジョニー君が10年通った小中学校も全壊した。 ジョニーと私たちの関係は、私のがオデッサで日語教師をしていたときの生徒の一人がジョニー君だ。週1で2年教えた。薄いといえば薄い関係である。私の方は面識すらなかった。 ジョニーんちは片親である。母一人、そして兄が一人。その兄は18歳を超えていて、徴兵適齢

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    kamm 2023/01/07
  • ロシアに侵略されてるウクライナに住んでる日本人の日常と心情 | 「令和の何丘」ブログ

    更新履歴 3/5および2/28の一部記述を削除した(3/22) 日付を昇順に並び替えた。あとリード文変更(7/10)←NEW 1月19日(非常事態宣言in my family) この日がまぁ非常事態宣言in my family発令の日だ。発令はこのようになされた:に折り入って話がと切り出して「自分は専門家じゃないから究極的には分からない、たとえば兵器の移動を示す衛星情報とやらの検証もできないし、ロシアが今そんなことする必然性というのも自分自身完全には腑に落ちてないくらいだからその点であなたを説得することは不可能だけども、こうして米国高官の誰がまた誰が今か侵攻と発言したとかしないとか、そういうニュースに日々接して不安を覚えないということもまた俺には不可能だ」そこからもう一歩踏み込んで「さてそれででは何が起こり得るか何を恐れるべきかということについて俺の考えなんだけども、①ロシア軍を恐れるこ

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    kamm 2022/02/16
    貴重な日記。現地のリアルな空気感なんだろうね。戦争が起きようと起きまいと本人はそれを受け入れてるし大使館員もこれ以上説得しなくてもいいよ。そこは尊重してあげよう。
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