地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」について、昨年11月の事業仕分けで後継機「はやぶさ2」等の開発予算を削ったことを民主党が今さら弁解している。枝野幹事長は「もう少し工夫すれば、少ないお金で同じ効果を上げられるのではないかという議論だった」「成果につながることを続けることは、決して否定していない」。蓮舫行政刷新担当相は「宇宙開発は私は直接担当しておらず、今一度流れを確認している」「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない」。 見苦しい。「はやぶさが帰って来ようと来まいと、仕分けたものは削ります」となぜ言わないのか。蓮舫大臣は「国民のさまざまな声やご判断は次期予算編成に当然反映されるべき」とも語ったようだが、仕分けた当事者側の人間が言うべきことだろうか。あなたがそれを言っちゃあおしまいよ、という話だ。何か成果を挙げれば見直されるなら仕分けられた他の事業だって黙っていないだろうし、