青山学院大学は米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」を社会情報学部の全学生に配布する。学生に新しいネット端末を使える環境を提供するためで、同大がソフトバンク社に、携帯端末を授業に役立てられないか相談し、実現した。同学部には現在1、2年生しかいないため、計550台を大学が購入し、基本料金(1台月額980円)を負担する。今後入学する学生にも、引き続き配布する予定という。 大学独自のメールシステムやグループウエアに対応させ、教材配布や出席管理、授業の動画視聴などをアイフォーンでできるようにする。出席管理システムは、校内の無線通信のアンテナとアイフォーンの電話番号などを使って学生個人を識別。講義の出席が確認できるので、「代返」防止にも役立つという。また授業中に実施するミニテストなどの学習履歴を保存できる。 同大では、学生がソフトウエアを使うだけでなく、携帯電話向けサイトやソフトウ