来春のダイヤ改定で運転を中止する寝台特急「北陸」(右)と急行「能登」=JR西日本提供運転中止する寝台特急「北陸」=JR東日本提供運転中止する急行「能登」=JR西日本提供 JR各社は18日、来年3月13日に行うダイヤ改定を発表した。上野―金沢間を結んできた寝台特急「北陸」と急行「能登」を廃止。山陽新幹線まで乗り入れる「のぞみ」101本のすべてが最新型の「N700系」になる。 北陸は1950年、金沢経由の大阪行き急行として誕生。75年に寝台特急になった。能登は59年に米原(滋賀県)経由で誕生した。 利用者が87年の会社発足時より3割程度に落ち込んでいるため廃止が決まった。今後は週末や連休に臨時の夜間急行を走らせるが、名称は未定という。 N700系は来年3月以降、新大阪止まりも含めた「のぞみ」計167本のうち、約7割の120本を占めることになる。一方、国内初の時速300キロ運転を始めた「