◆明治安田生命J1リーグ 最終節 川崎5―0大宮(2日・等々力陸上競技場) 川崎が大宮を5―0で下した。磐田と0―0で引き分けた鹿島と勝ち点72で並び、得失点差で上回り初優勝を飾った。リーグ準優勝3回、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)準優勝4回、天皇杯準優勝1回と創設21年でタイトル獲得は1度もなく、「シルバーコレクター」と呼ばれたがついに悲願をかなえた。川崎一筋15年のMF中村憲剛(37)を中大サッカー部のマネジャー時代から支え続けてきた同い年の加奈子夫人は、子供3人と会場で観戦。スポーツ報知に独占メッセージを寄せた。(取材・構成 田中 雄己) 【写真】悲願の初優勝を決め喜ぶ川崎イレブン 憲剛との初対面は、大学4年の春。学内広告でサッカー部が創部以来初めてマネジャーを募集しているのを見つけた私は、友人と一緒に入部を決めた。入部あいさつで、監督に「マネジャーです。4年生」と紹介された時、憲剛の「