日本の自家焙煎の第一人者であり、『カフェ・バッハ』店主の田口護氏が監修して話題を集める、ツインバード工業が2018年10月に発売した「全自動コーヒーメーカー CM-D457B」。それから1年を経て、2019年11月には大容量モデルとして「CM-D465B」も発売した。 今回は、第一弾商品が生まれるまでの開発秘話と、容量を大型化したモデルへの改良の際の裏話やエピソードを3人の担当者に訊ねた。 ツインバード工業の「全自動コーヒーメーカー CM-D457B」「CM-D465B」の開発の中心メンバーとしてお話を伺った、同社商品開発部 吉田勝彦氏、岡田剛氏、熊本愛子氏(左から) 「世界一美味しい」と胸を張れるように ツインバード工業では、30年以上前からギフト販路で電気式のサイフォンコーヒーメーカーや全自動コーヒーメーカーなど多数のコーヒーメーカーを手掛けてきた。「コーヒーメーカーは、お安く、お手軽