ブックマーク / blog.fuyushoten.com (28)

  • 店主の雑駁: 事件の被害者の報道を控えるべき

    朝は濃霧でしたが、9時頃には晴れてきました。もうすっかり秋空です。日差しは強いものの、気温はせいぜい20℃を超える程度。半袖は寒いので、長袖で外に出ます。 庭仕事は、昨日に引き続き草刈り1バッテリィだけ。枯枝は、庭園鉄道で周回しながら集めました。白から緑へ変色したアナベルですが、まだ白い花もほんの少し残っています。僕が担当の大きいけれど赤ちゃんは、掃除機が大好きで、スバル氏が掃除をする間ついて回るので、「掃除するからウッドデッキでブラッシングしてて」とスバル氏から頼まれます。今は、もうあまり毛が抜けません。 「子供の科学」の連載第10回のための写真を撮り、ポンチ絵にペン入れをしました。今日の作家仕事はこれだけです。30分程度でしょうか。教育関係の著作利用の支払い明細が大量に届き、けっこうな入金がまたもありました。一言でいうと、不思議。まさか自分の文章が教科書に載るとはね。よりにもよって、大

    店主の雑駁: 事件の被害者の報道を控えるべき
    kana0355
    kana0355 2019/09/01
    “したがって、被害者を晒しものにするのは、犯罪者には願ったり叶ったりの行為といえ、まさに犯行の最後の仕上げを幇助しているようなものです。”
  • 店主の雑駁: ミスをする人間を排除する社会

    kana0355
    kana0355 2019/04/26
    “外国人がこのような事故を起こす例が、これから増えてくることでしょう(理由は、日本にいる外国人が増えるから)。”
  • 店主の雑駁: エンタテインメントの未来展望

    新しい年になりましたが、特に変わったことはありません。これを書いているのは、まだ12/27ですので、予断を許しませんけれど。まあ、2019年もずるずると、ひたひたと、ちまちまと生きたいと思っています。期待したり、期待されたりするのは嫌いなので、どうか励まさないで下さい。もう頑張りませんし、頑張ってほしいと言わないし、言われても困ります。 さて、新作の手直しは、65%まで進みました。うまくすれば、あと2日。12/29に脱稿となります。講談社タイガで始まる新シリーズの2作めで、今年の10月の発行予定です。そのあとの年末と元旦は、PHP研究所から3月に出る『なにものにもこだわらない』の再校ゲラを読みます。正月早々、ゲラ校正という最も過酷な仕事に取り組む所存です。 「文三」か「文3」かは、どちらでも良い、が正式な回答でした。このブログでは、既にになっているものが「文三」の表記なので、漢数字に統一

    店主の雑駁: エンタテインメントの未来展望
    kana0355
    kana0355 2019/01/07
    “これからの人たちは、自身のバーチャルを飾ることに人生の大半を費やすことになります。”
  • 店主の雑駁: 最初の発想がすべてである

    毎日同じですが、今日も朝から落葉掃除。まず、昨日のうちに詰めておいた落葉の袋をせっせと運び、焼却炉で燃やしました。空になった袋をまた元の場所へ運び、落葉を詰めます。この繰返し。今日中に、焼却率は80%に達する見込みです。落葉はもう増えないはずですが、風が吹くと他所の土地から飛んできますから、多少は増えるかもしれません。庭園内の地面はほぼ緑の苔が見えています。もっとも、朝は霜が降りるので、緑はだんだんくすんできた感じがします。そろそろ雪が降る季節です(ただし、当地では雪は珍しい)。 来年3月刊予定のの初校ゲラが届きました。これからこれを見ていくことになりますが、明日からちょっと小旅行に出かけるため、その間はできません。それでも、今月中には見られると思います。中央公論新社から、契約書の正しいバージョンが届きました。11月になって、ようやく作家の仕事ができます。まだ作家だったのですね。 旅行

    店主の雑駁: 最初の発想がすべてである
    kana0355
    kana0355 2018/11/26
    “文章を書くという作業において、何を書くかを思いつくことがすべてであって、思いついたあと文章化することは、時間はかかるかもしれませんが、大したものではない。”
  • 店主の雑駁: 物語を作る手順

    『森遊びの日々』のゲラは、12分の7まで進みました。あと5日で終わります。『森には森の風が吹く』の電子版の見iPadで届いたので確認することができました。あと1週間ほどで発売になります。 各出版社から電子版の印税支払い明細が届きました。あまり意識していませんでしたが、けっこう頻繁に報告されていますね。毎月のところもあるし、2カ月に1度のところもあるようです。既刊の電子書籍の印税だけで、今の森家は充分に生活ができます。電子書籍が稼ぐようになりましたね。ありがたいことです。たぶん、出版社も同じ気持ちでしょう。一度発行してしまえば、重版する必要もないし、印刷代も運搬費も保管料も必要ありません。利益率も高いはずです。絶版にもならないし、読者にも都合が良いことばかりといえます。 清涼院氏の電子出版が、Luluのサーバの不具合で難航しています。このようなトラブルがあると、電子出版は(短期間でしょう

    店主の雑駁: 物語を作る手順
    kana0355
    kana0355 2018/11/07
    “こういった風景を、ストーリィよりもさきに考えます。”
  • 店主の雑駁: 「言葉さえ発すれば」症候群

    9月に発行した講談社文庫『そして二人だけになった』ですが、早くも重版になると連絡がありました。20年近くまえの作品ですが、まだ売れるのですね。感謝。 新シリーズ1作めを書いていますが、今日も1万文字進んで、合計12万文字。完成度は100%となりました。でも、まだ最終章が最後まで書けていませんし、エピローグも残っているので、もう1日書かないと終わりません(予定どおりですが)。あと1時間ちょっと時間がかかりますね。こういうときに、「キリが良いから」と一気に仕事を片づけないのが、森博嗣根性というものです(注:もしかして「根性」ではない?)。そうか、この次に新書を書くとしたら、「根性はいらない」かな(「根性の別れ」がよろしいかと)。 昨日は、「やる気はいらない」と書いたし、今日は「根性はいらない」ですから、当に嫌になってしまう人もいると思います。はい、嫌になって、元気をなくして、意気消沈、最低の

    店主の雑駁: 「言葉さえ発すれば」症候群
    kana0355
    kana0355 2018/10/03
    “一番好条件で一瞬発揮できるものではなく、最悪条件で長く維持できるものが、「性能」という指標です。”
  • 店主の雑駁: 写経もスマホでするの?

    kana0355
    kana0355 2018/08/17
    “安易な発信をせず、黙々とその問題解決のために働いている人たちがいることを、僕は想像せずにはいられません。”
  • 店主の雑駁: 頭の健康のために

    『森には森の風が吹く』のコメントの残り半分を書きました。簡単に見直して、編集者へ送りました。執筆中のエッセィは、7000文字を書いて、完成度77%になりました。こちらはあと2日で終わりそうです。その後、手直しに数日かける予定。ここ数日、作家の仕事を1時間以上していて、オーバワークですが、早めに済ませて、すっきりとした気持ちで遊びたい一心です。 工作関係の執筆依頼ですが、その後も編集者とやり取りをして、可能性がないわけでもないかな、という程度です。書くなら連載になるのかも。早くても来年の話ですが。 大和書房の8月の新刊の見が届きました。昨年出した『MORI Magazine』の文庫版です。だいたい、そのまま少し小さくなっています。違いは、「文庫化のあとがき」が追加されたくらい。 来年の出版スケジュールを各社と確認しています。小説の新作は、これまでで最低の2作だけ。夢のような数字です。担当編

    店主の雑駁: 頭の健康のために
    kana0355
    kana0355 2018/08/13
    “だいたい国語の問題というのは、突飛な発想は求められていなくて、ただ「出題者の意図」をあれこれ想像するという空気読みというか、非生産的な思考の壷に押し込まれるみたいな圧力を感じます。”
  • 店主の雑駁: 火星って大接近してました?

    kana0355
    kana0355 2018/08/08
    “「本文テキストのバイリンガル記載不可」という出版基準”
  • 店主の雑駁: ストーリィ重視の人たち

    kana0355
    kana0355 2018/07/17
    “意見や考え方に対しても、語った人に執着してしまうのが、ストーリィを求めるタイプの人たちの傾向”
  • 店主の雑駁: 探偵の正体は?

    kana0355
    kana0355 2018/05/30
    “管理者と労働者を切り換えることがメモの価値”
  • 店主の雑駁: 分類と論理について

    kana0355
    kana0355 2018/04/11
    “「数学」の中の集合論で習います。ただ、これを習う生徒の多くは、「数学」で習うようなことは自分の人生とは無関係だ、と既に切り離している場合が多く、論理の大切さを理解しないまま、社会に出ていく”
  • 店主の雑駁: 「層」と「文型」と「論理」

    明日、ロングドライブに出かけることになり、『天空の矢はどこへ?』の再校ゲラを、明日の分まで読み、終了しました。契約書4枚にサインをしました。 そろそろ、NHK新書『読書の価値』が出ているかもしれません。このブログを読んでいる方には、どこかで読んだことのある話になるかもしれませんが、実際、読者の1割もブログを読んでいませんし、ブログを読んでいる人の半数以上は、小説以外のを買わない人だと思います。この頃、新書を出すたびに、「同じことを書いているのに」と思うのですが、読者からの反応は全然そうではなく、「初めて知った」という方が非常に多い。その意味で、一般のエッセィではなく、新書で出す意味はまだ少しあるのかもしれません。簡単に言うと、「層が違う」ということでしょうか。 この「層」というのは、近頃では広く用いられる表現です。「集団」に近いような意味ですが、なんらかの共通点を持っている集合を指しま

    店主の雑駁: 「層」と「文型」と「論理」
  • 店主の雑駁: 抽象的な羅針盤を持とう

    kana0355
    kana0355 2018/03/30
    “物事は、行動してみないと反応が得られません。反応があって初めて行動の評価ができます。大まかな方針は大事ですが、とにかく実行し、常に軌道修正をする敏感さ、俊敏さが求められます。”
  • 店主の雑駁: 水に流せない支配について

    遠方お出かけの日の最後です。今日は、スバル氏も一緒に行くことになりました。途中でスタバに寄って、ここでハーブの香りがするサンドイッチをべました。道は、ところどころ雪が残っていますが、路面は乾いています。クルマも少なめ。信号もほとんどなく、すいすいと気持ち良く走ることができました。 『ジャイロモノレール』のペン入れは終了しました。消しゴムをざっとかけたところ。図のタイトルのリストを作り、写真と図の整理をしました。図面が34枚で、写真が41枚でした。最初と少し数字が異なるのは、図面ではなく写真にしたり、その逆だったり、といった変更があったためです。もう一度見直して、細かい修正をしたあと、コピィを取るか、スキャナで撮って、編集者へ送る予定です。 明日から、Wシリーズ最終話『人間のように泣いたのか?』の初校ゲラを読みます。来週後半に、第9話『天空の矢はどこへ?』の再校が届くそうなので、続けてそち

    店主の雑駁: 水に流せない支配について
    kana0355
    kana0355 2018/03/28
    “自由のためには、自分で新しいものを選ぶ必要があります。”
  • 店主の雑駁: 人知れず楽しむ&個人情報

    kana0355
    kana0355 2018/02/04
    “なにか新しいことを始めて、面白いなと感じたら、誰にも言わず、一人で楽しむこと。これが、楽しさを持続するコツです。”
  • 店主の雑駁: 論文はわかりやすく書かない

    今朝は、氷点下17℃でした。たぶん、今年の最低になるのではないかな、と思います。帽子を被っていないと頭が痛くなります。手袋はしていますが、マフラはしていません。家の中にいるときは、Tシャツの上にフリースを着ているので、2枚です。それで、外へ出ていくときはダウンを着るから3枚になります。下はズボンだけ。どちらかというと、脚の方が寒いかもしれません。外には長時間いません。せいぜい10分程度です。 今日は、9時頃に車を運転して、スバル氏と2人でスーパへ行きました。僕の車は、シートにヒータがついているので、寒いときはこれがとてもありがたい。エンジンが暖まらないとエアコンは効かないので、助かります。でも、ハンドルが冷たいのです。ハンドルにヒータをつけてほしいですね(エンジンが暖まれば、エアコンが効くから問題ありませんが)。 パンと飲みものをカゴに入れました。スバル氏は、野菜と肉を買っていました。帰っ

    店主の雑駁: 論文はわかりやすく書かない
  • 店主の雑駁: 実験の難しさと面白さ

    今朝はまた氷点下15℃でした。しかし、白い森、青い空と、景色はとても綺麗です。幻想的といっても良いほど(写真は撮りませんが)。 午前中はずっと工作室に籠もって、スチームトラムを製作。古いおもちゃと、ジャンクの機関車を組み合わせて、1つの模型にしようとしています。ジャンクというのは、壊れていたり、作りかけだったり、とにかく不完全なガラクタのことですが、これを購入するのが楽しみの一つです。なんとか再生したり、再利用したりできると、死んだものを生き返らせたような嬉しさを味わえます。もう、ここ10年以上、この趣味に嵌っている感じがします。 夕方に、どうしても走らせてみたくなり、完成したばかりのスチームトラムを外に持ち出して、寒い中、試運転をしました。結果はまずまず。快調に走りましたが、3点ほど不備が見つかりました。このように、実験をしないと判明しないような部分が必ずあるものです。実験をせずにそれを

    店主の雑駁: 実験の難しさと面白さ
    kana0355
    kana0355 2018/01/19
    “僕が2009年に、模型で成功したとき、世界中から驚きのメールが来ました。「本当に実現可能だったのか」という声を聞くことになったのです。”
  • 店主の雑駁: 話をわかってもらえない

    朝から工作です。仕事をしないのって、当に楽しいですね。やっていることが、やりたいことばかりである、という状況の素晴らしさ。やらなくてはいけないことを、やらなくて良い、という無重力のような開放感は、スケジュールに追われて、ノルマをこなす生活を長年続けてきた人だけが味わえる感覚ではないかな、と思ったりします。赤ん坊や幼児には、味わうことのできない醍醐味です。 犬も、ずっとつながれていると、広場などでリードを放すと喜んで走り回りますね。うちの犬は、家の中でも庭でもノーリードですから、ドッグランへ行って、リードを外しても、べつにどこへも行きません。飼い主の近くをずっと歩くだけです。犬は、「来い」はわかるのですが、「行け」は意味がわからないのです。「こっち」はわかるけれど、「あっち」がわからない。呼ばれる方へ来ることしかできないように見受けられます。 というわけで、まだ仕事をしていません。を読む

    店主の雑駁: 話をわかってもらえない
    kana0355
    kana0355 2018/01/18
    “話を聞いているうちに、思っていたものと違うとわかる。そこで、耳を閉ざすのです。ようするに、「知りたくないこと」だと「わかった」のです。”
  • 店主の雑駁: 自撮りはちなんでいる

    2、3日まえの雪が僅かに残っているだけで、また庭園は、苔や枯れた草の地面が現れています。今日は、朝から工作です(ほぼ毎日ですけれど)。また別のプロジェクトを進めていますが、詳しい説明はしません。説明が面倒なだけです。レストアのような、スクラッチビルドのような、そんな感じです。 読書も進んでいます。やはりこのところ外が寒いせいもあって、文化的な作業が進みますね。寒いところほど文化的な傾向であるとは、今では差別になったりして言いづらくなりましたが、自分の感覚としては確かにあるようです。つまり、夏の比較的開放的な生活では、人間は文化的になりにくいのではないか。これは、孤独が文化につながっていることにも類似している気がします。 先日会ったある方(日人です)が、ある著名人と会ったことがある、という話をされました。その著名人が誰なのか(名前を聞いても僕には)わからなかったので、スマホに記録されている

    店主の雑駁: 自撮りはちなんでいる
    kana0355
    kana0355 2018/01/17
    “由緒と自分の関係をつけるために写真を撮る”