貴重な文化財である茶室「八窓庵」。 経年劣化から守り、後世に残すために。 奈良国立博物館の敷地内に、四季折々の美しさが楽しめる庭園と、庭園内の茶室「八窓庵(はっそうあん)」があるのをご存知でしょうか? 八窓庵の創建は江戸時代中期にまで遡り、東大寺の四聖坊の隠岐録、興福寺慈眼院の六窓庵とあわせて大和三茶室と呼ばれる大変貴重な茶室です。 八窓庵は明治25年に奈良国立博物館の敷地内に移築されて以来、伝統文化を愛する方々のご愛顧を賜り、これまで活用・維持を続けてきました。重要文化財クラスの茶席で、このように一般に開放されている例はほとんどありません。 しかしながら近年は劣化・損傷のスピードに対して修理が追いつかず、痛ましい部分が目立っているのが現状です。池や橋、樹木など、露地景観の悪化も深刻となっており、このままでは貴重な茶室は人目に触れず朽ちていくばかり、という深刻な状況です。 そこでこのたび、
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