キングソフトは2月20日、現在ネットで問題視されている「悪質バナー広告」について、公式サイト上で説明した。問題の広告は配信を委託している業者側が勝手に差し替えたもので、キングソフト側が提出したものではないという。 Engadget Japaneseの取材がきっかけで問題が明らかになった。記事によると、Webサイト閲覧中に突如「警告!!! 容量が不足しています。今すぐクリーンアップしましょう!」といった警告メッセージがポップアップし、タップしたところキングソフトの「CleanMaster」というアプリのダウンロードサイトにジャンプしたという。しかし、スマートフォンの空き容量は十分であり、またバナー広告がわざわざユーザーのスマートフォンの容量まで参照して表示されているとは考えにくい。「嘘の容量不足を訴えてダウンロードを促しているのではないか」と告発する内容だった。 Engadget Japan