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ちきりんとbusinessに関するkana321のブックマーク (39)

  • ちきりんよ…、起業家、経営者の人生の目標はそうではないと思うのだ

    競合という概念の消失(企業も個人も)「安定していて」「ブレずに」「変わらない」状態でないと力を発揮できないという人たちが、取り残されようとしています。昨日言っていたことと今日言っていることがまったく違う、そういう人や組織を、「いい加減な奴」と思うか、反対に、昨日も今日も同じことを言っている人や組織を、「進歩のない奴」と思うか、大きな価値転換が起こっているのです。公務員を抜かして、大企業で「昨日も今日も同じこと」をやっていても、全員がえるというのは、非常に貴重なことなんです。稀なこと、と言い換えても良い。当は奇跡的なことなんです。 それは、その事業を興した、創業当時の人たちの力が、慣性力となって今もまだ衰えていない、ということなんです。 起業家や経営者には色々なタイプがいると思いますが、そのどれもがそれなりに、起業家や経営者であれ安定を求めているんです。起業家や経営者は無謀な冒険家や探検

  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

    将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
  • ネットと金融業 (後半) - Chikirinの日記

    一昨日の続きです。 銀行、証券、保険と金融業の各分野で出現したネット金融企業が、顧客に提供している価値の源泉に共通点があるなあと思ったので後半はその話です。具体的にはこんな↓感じ。(規制緩和はネット金融出現の前提なので、含めていません。) (1)ネット技術の価値 (2)“持たざること”から出せる価値 (3)事業創意の価値 たとえばネットバンキングが始まって、「家のパソコンで振込みができる」のは、(1)のネット技術の価値によるもの、ですよね。 別にナンのビジネス的な工夫もないでしょ。今まではリアル銀行の支店に行き、振込み用紙を書いて窓口に出し、窓口の担当者が端末を操作してたのが、自分でATMや、自宅のPCや携帯から端末操作ができるようになっただけ。 これは、ネット銀行の経営者が生み出した付加価値ではなく、インターネットの価値そのものです。もちろんセキュリティ技術とか、複合的な「技術の価値」で

    ネットと金融業 (後半) - Chikirinの日記
    kana321
    kana321 2013/11/06
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  • キリンとサントリーの破談によせて - Chikirinの日記

    サントリーとキリンの経営統合が破談になりましたね。せっかく大きな目標に向けての画期的な試みだったのに、とても残念です。苦渋の決断をされた経営者の方もさぞかし苦しい思いであろうと思います。 経営支援や破綻処理、それに相続目的以外での、いわゆる“戦略的な”合併・買収は、日企業にとっては大きなチャレンジです。今回は特に、サントリー側が同族企業で未公開会社だという特殊条件もありましたし。 しかも“うまくいっている同士が、将来の成長を取り込むための合併”となると、「背に腹は代えられない」崖っぷちの会社とは違いますから、ついつい「あれもこれも」主張して我を通したくなるのはわからなくもありません。いろんなことがあったのでしょう。 でもちきりんは、破談にはなったけれど、一度は下されたこの二企業の経営トップの判断を、それでも高く評価しています。今回は巧く行かなかったけれど、そこから得られたものも多いんじゃ

    キリンとサントリーの破談によせて - Chikirinの日記
    kana321
    kana321 2013/10/25
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  • 5W1Hに忠実な新聞よりも、グチャグチャな「圧縮新聞」の方が面白い理由

    謎の社会派ブロガーのちきりんさん、日一のニートを目指しているphaさん。ネットの世界で注目されている2人が、新聞など権威ある文章が、いかにパターン化されているかを語り合った。ちきりん×pha「そんじゃーダラダラと」対談を全10回にわたって連載する。 pha(ふぁ)さんのプロフィール 31歳。大阪大阪市出身、現在は東京都内に在住。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。今は毎日ふらふらしながら「日一のニート」を目指している。 独学で覚えたプログラミングを用いてネットに数々のWebサービスを公開。また、プログラマなどが集まったシェアハウスである「ギークハウスプロジェクト」を運営している。 →phaニート日記 土肥(編集部) phaさんは「日一のニート」を目指されて

    5W1Hに忠実な新聞よりも、グチャグチャな「圧縮新聞」の方が面白い理由
  • 疾走・混乱・混沌・恍惚 - Chikirinの日記

    携帯ゲーム業界の深刻な問題を積極的に報道できないマスメディア 提供:木走日記 上の記事を読んで、確かに携帯ゲームテレビCMやたらと増えてるよね、とあらためて思った。特定業界のCMが一定以上に増えてくると、「なんか始まってるなー」って感じる。 一時期、消費者金融のCMがテレビをジャックしてた時期があった。感覚的には今の携帯ゲームのCMより圧倒的に多かった。(一社当たりは同じかもしれない。消費者金融は会社数が多かったから) 当時はネットよりテレビをつけている時間が長かったので余計そう感じたのかもしれない。夜中じゅう、消費者金融のCMでおねえちゃんが網タイツの足を振り上げていた。 ビジネス嗅覚がとても鋭い知人が、「急成長してる会社で無茶をやってない会社なんてない」と言っていた。ああそうだよね、と思った。どんなに善人面している会社でもビジネスでも、一定以上の勢いで伸びている時というのは、一種「い

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  • 中田宏さんと対談しました! - Chikirinの日記

    ビジネスメディア誠にて、前横浜市長、中田宏さんとの対談記事の連載が始まりました。 →“中田宏さんとちきりんの対談 特別編 前編” →“特別編 後編” 私が中田さんのを読んでショックを受け、「是非お話を聞きたい!」とお願いしたところ快く受けて下さり、対談が実現しました。こんなおちゃらけた匿名ブロガーと対談してくださったことに、心から感謝しています。 政治家の殺し方 作者: 中田宏出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/10/26メディア: 単行購入: 14人 クリック: 298回この商品を含むブログ (50件) を見る 中田さんと話した内容は誠サイトに連載されますのでそちらをご覧頂くとして、今回は対談で感じたこと、受けた印象など書いておきます。 対談をさせて頂く前、ちきりんはちょっと緊張していました。その証拠に今回ちきりんはスーツを着ています。会社辞めてから1年強、スーツを着たのは

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    kana321
    kana321 2013/09/14
    Chikirinの日記 考え方 ブログ
  • 驚異のデフレ系チェーンオペレーション - Chikirinの日記

    ちきりんはチェーンのビジネスホテルに泊まるのが好きです。先日、泊まったアパホテルも、その徹底したオペレーションに感動しました。 <1.客まで巻き込む徹底したコスト削減> スリッパは、足裏にあたる部分の白い紙だけが、使い捨てとして用意されています。その紙をスリッパに”客が自分で”貼ると清潔に使えるという仕組み。 清潔感を確保しつつ、大手ホテルのようにスリッパ全体を消毒したり使い捨てにするより、かなりコストが安そう。 冷蔵庫は空なので飲み物は自分で持ち込むのですが、スイッチが(右上の枠のところに)付いていて、使う時だけオンにします。 たしかに一泊くらいだと冷蔵庫も使わない人も多そうだし、空室なのに冷蔵庫を稼働させとくのも無駄だよね。 お風呂のバスタブに何かシールが貼ってあるので見てみると、 お湯はここまで貯めれば十分ですよというシール・・・特に体のデカイ人は少なくて十分よと。 一番左に「温水準

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  • 『自分のアタマで考えよう』内容紹介(叱られたからやり直し!) - Chikirinの日記

    新刊 『自分のアタマで考えよう』 に関する最初のエントリがおちゃらけすぎていて、担当の編集者の方に怒られました。Yさん曰く、「ちきりんさんのブランドが傷つくでしょ! ふざけすぎですっ!」。。。なので書き直します。 というか、前のエントリでは「いったい何の?」か全然わからなかったですよね。すみません・・。にもかかわらず予約してくださった皆様には、“ちきりん一級”認定をさせていただきます! 自分のアタマで考えよう 作者: ちきりん,良知高行出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/10/28メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 893回この商品を含むブログ (156件) を見る さて、新刊の目次は下記 『自分のアタマで考えよう』 知識にだまされない思考の技術 <目次> はじめに 序 章 「知っていること」と「考えること」はまったく別モノ 第一章 最初に考え

    『自分のアタマで考えよう』内容紹介(叱られたからやり直し!) - Chikirinの日記
  • 微妙なバランス感覚が問われるふたつの市場の使い分け - Chikirinの日記

    ちきりんはブログを始め、最近はいろんなとこで文章を書いたりしてるわけですが、コンテンツの作り手である「ちきりん」と、その文章の最終消費者である読み手をつなぐ場(仕組み)には、「直接市場」と「間接市場」の2つがあります。 ちきりんのメインフィールドである、この「Chikirinの日記」で文章を公開することは、「直接市場」を利用したコンテンツの提供です。直接市場では、ちきりんはほぼ自分の意思だけに沿って、自分が発信したい内容をそのまま読み手に伝えられます。 スケジュールやその形式についても完全にちきりんがコントロールできます。書きたくなければ書かなくてもいいし、短くても長くてもいいし、更新日もいつでもいいです。 ここで“はてな”(ブログサービスの提供会社)は、直接市場のインフラ会社として存在しており、ちきりんの提供するコンテンツ内容や発信方法に影響を与えることはありません。 一方で、ビジネスメ

    微妙なバランス感覚が問われるふたつの市場の使い分け - Chikirinの日記
  • 解体し分離し社会化し、グローバル化するという流れ - Chikirinの日記

    ここ10年くらい顕著になっているのが、ビジネスインフラ機能の解体、分離、社会化、そしてグローバル化という流れです。 ビジネスインフラというのは、どんな事業にも必要になる機能のことで、受付、庶務、経理、給与計算、人事ファイル管理、書類管理、法務、広報、役員などのスケジュール管理・・・など、内容は極めて幅広く多岐にわたります。 こういった機能を担当する部門は“管理部門”と呼ばれ、今までは「企業の中」に存在していました。会社の中で働く人が、受付をやり、経理を担当し、給与計算をやり、契約書管理をしていたわけです。零細企業ならひとりの人が何役もこなし、中小、中堅、大企業になるにつれ分担が分かれます。 大企業にもなれば、庶務部門の中にいくつもの課や係が存在し、「保養施設の管理をする係」や、「社内の机やキャビネットなど備品管理をする係」まであります。 いずれにせよ、従来こういった「業を支えるビジネスイ

    解体し分離し社会化し、グローバル化するという流れ - Chikirinの日記
  • ニッポンの翼 5年後の破綻に向けて! - Chikirinの日記

    JALが 19日に再生法を申請しました。 日航空の扱いについては、 1.破綻処理 2.更生法申請 3.私的整理 という3つの選択肢があったのですが、このうち 2番目の方法をとったことは、「よくやった」ともいえますし、「やっぱ破綻処理は無理なのね」とも思えます。 3の私的整理に持ち込もうとした“大株主かつ大口債権者”のメガバンクや既得権益者の粘り腰に屈せず“法的整理”としての 2の選択肢を選んだことには大きな意義があります。 この点についてはあるべき論と道理にこだわり続けた再生機構や公的金融機関(=元財務省筋)の英断に敬意を表します。 また、政権交代がなければこれは実現していなかったとも思われ、この点についても一定の評価をしたいと思います。 一方で破綻処理ができないのは「大きすぎて潰せない」問題が繰り返されるという意味で「これでいいのか?」感が残りますよね。 たとえば ANAの立場から見れ

    ニッポンの翼 5年後の破綻に向けて! - Chikirinの日記
  • 絶滅危惧職=ヘッドハンター - Chikirinの日記

    インターネットが駆逐していく代表的な職業といえば“仲介業”。ネットそのものが巨大な市場であり、需要側と供給側を低コストでスピーディにマッチングしていく機能を持っている。ネットがなかった時代にリアル社会に営々と構築された様々な“仲介機能”は、そのコストの高さ、カバレッジの限界から、ネットに太刀打ちできなくなる。 というのは、あちこちで見られる現象なわけですが、最近のTwitter, Facebook, Linkedinなどの広がりを見ていると、そろそろ“ヘッドハンティング業”(エージェント、人材紹介業などの呼称も含め)も“絶滅危惧職”かもねー、と思えてきます。 ★★★ 整理をするために、人材仲介業市場を4つにわけておきましょう。 (1) 来の意味での“ヘッド”をハント 大企業の米国社が日法人社長を探す場合や、日の一流大企業が外部取締役を探すようなケースです。(例:日マクドナルドの社

    絶滅危惧職=ヘッドハンター - Chikirinの日記
  • 最も恵まれた者達が戦う、最も熾烈なる競争 - Chikirinの日記

    さて、ここんとこ、 (1) イケテル観光地 金沢! - Chikirinの日記 (2) 銀ぶらニート - Chikirinの日記 (3) 250円の牛めしべてみた - Chikirinの日記 について書いてきたのですが、ここでクイズです。 金沢、銀座、都内の住宅地の駅前、の3つのエリアの中で、 Q1. 最も活気があったのはどこでしょう? Q2.最も“商売をする立地”として恵まれているのはどのエリアでしょう? Q3.最も競争が激しそうだったのはどのエリアでしょう? ちきりんの見たところ、最も活気があったのは銀座です。金沢はいいところだけど、繁華街と言われる片町・香林坊でさえ閑散としてました。 東京の郊外住宅地駅前の格安べ物屋街も、牛めし250円に対抗するためあちこちの店でチャーハン 330円だの通常 290円の回転寿司の皿が 200円だのとディスカウントをしているのですが、だからといって

    最も恵まれた者達が戦う、最も熾烈なる競争 - Chikirinの日記
  • 個人情報ロンダリング - Chikirinの日記

    下記は自宅の郵便受けに放り込まれていた広告。企業名はプロダクトダイレクトで、封筒の中に両面印刷の資料一枚と返信用封筒が入っていました。 表面↓はこちら。「ラッキーナンバーが当選したら一千万円を差し上げます!」だって・・ 上記のラッキーナンバーをお送りいただき、その番号が私どもの顧問弁護士による厳重な監視セキュリティーの下で保管されている当選番号と合致していることが確認されれば、当選賞金1千万円全額を無条件にお支払いすることを保証します。 こんなのに返事する人がいるのかと呆れますが、私の興味を引いたのは、この広告の裏面に奇妙なモノが載っていたこと。 裏面はこちら。ガーデン用カメラの説明です。花の生育を記録するカメラらしい。 で、この広告の一部、顧客が切り取って返送する部分には下記の文章が載っているんです。 □参加します。 私の番号と貴社の顧問弁護士が厳重に保管している公式当選番号を比べて下さ

    個人情報ロンダリング - Chikirinの日記
  • 存在価値を問われ、そして生き残ろう - Chikirinの日記

    先日ツイッターで、「屋で欲しいのバーコードをiPhoneで写メすると、そこからアマゾンの販売ページに飛んで、その場でが買える」というアマゾンのアプリ発表の話を教えてもらった。 日だと持ち帰る手間の話だけど、再販制のないアメリカではの価格が店によって違うから、その屋とアマゾンの価格を比べて安い方で買えばいい、という話になる。 以外の商品でも同じようなソフトウエアはあり、日でもこの無料ソフトを使えば、ワインや家電など商品のバーコードをiPhoneに写すことにより、楽天、ヤフー、アマゾンなどから最安値で売っている店を探せる。 どこかのパーティに参加したり、レストランや友達の家で飲んだ時に出されたワインや焼酎が気に入って「これ、家に買って飲みたい!」と思った場合、その場でバーコードをiPhoneに読ませれば注文できる。けっこう便利だ。 これ、商品を製造している企業にとっては必ずしも

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  • 恐るべし 東京海上日動火災保険 - Chikirinの日記

    9月28日の日経新聞に、「東京海上日動火災 / 女性社員を営業職に」という見出しの記事が載ってました。 しかも片面の4分の1をしめる巨大サイズの記事なんだよ。ちょっとびっくり。 10月1日からリクナビがオープンするなど、学生の就職活動が始まるタイミングぴったりに、 ここ数年、男性のハイエンド人材の採用に苦労している伝統的な一流企業が、 「我が社は女性を活用します!」と宣言する内容の記事が、 経済界御用聞き新聞に、 紙面の4分の1も使って、どでかく掲載される。 すばらしいですね。 さすが「経団連企業の広報誌」と呼ばれる日経新聞様です。 ★★★ 加えて、驚いたのはその内容。 記事の“縦見だし”が「女性社員を営業職に」だって。 今時、女性に営業をやらせるくらいで日経新聞が記事にしてくれるなんて、東京海上はさすがすごい会社ですねー。 この会社に生え抜きの女性役員が選ばれた日には、日経新聞は“号外”

    恐るべし 東京海上日動火災保険 - Chikirinの日記
  • 人も組織も年をとる - Chikirinの日記

    今年も終わろうとしています。昔は、日人はみな1月1日を迎える度にひとつ歳をとっていました。いわゆる“数え年”というやつです。 数え年システムでは、生まれた時が1歳で、その後は1月1日にひとつずつ増えます。日全員、一年に一回、正月と一緒に誕生日を祝えばいいので、超合理的ですね。 さて今日は、組織も一年にひとつ、歳をとるのよん、というお話です。 今、従業員の平均年齢が30才の組織があるとしましょう。その組織の、10年後の社員の平均年齢は40才です。 「いやいや、そんなことにはならないよ」って? そうですね。ならない場合も多々あります。どういう場合かというと、若い人が入ってくる場合です。 たとえば、30才の人が10人いる会社は、一年後に平均年齢が31才になります。平均年齢を上げないためには、20才の人がひとり入社すればいいです。20才ひとりと31才10人で、平均年齢は30才です。 その翌年、

    人も組織も年をとる - Chikirinの日記
  • 組織で働く人は謙虚でありたい - Chikirinの日記

    いくつか同じような事例を目にしたのでそれについて。 いずれも最近話題になった記事なのです(=ちきりんが下記で取り上げる視点とは全く異なり、その筋の話で話題になった記事、という意味です)が、 ひとつは元毎日新聞の記者で今はフリージャーナリストである佐々木俊尚さんが「大手週刊誌の電話取材を受けて、心が汚れたような気持ちになった。」と書かれていた件。*1 なぜそこまで人を誘導尋問で引っかけて、私が考えてもいないことをコメントとして掲載しようと思うのかが、もうわからない。取材者と取材対象の信頼関係なんかどうでも良くて、自分が作ったシナリオ通りに相手をしゃべらせればそれでオッケーという神経が、どうにも理解できない。 と、自分に取材をしてきた“大手週刊誌の記者”の姿勢を痛烈に批判されてます。 もうひとつは、シリコンバレーのコンサルタントである梅田望夫さんが、つい最近のインタビューの中でされた下記の発

    組織で働く人は謙虚でありたい - Chikirinの日記
  • ネット消費時代のインフラ:物流・決済・窓口 - Chikirinの日記

    “これから個人消費がリアルからネットに一気に移行する”云々の話を最近よく書いてますが、その絡みで今後、重要になる“社会インフラ”を、ちきりんは次の3つだと思っています。 ・小口物流 ・決済 ・窓口拠点 「ネット消費時代の新インフラ御三家」と勝手に名付けてます。 ひとつずつ見てみましょう。一番シンプルに「アマゾンでを買う」場合。はなんらかの“小口物流サービス”を使って自宅に届きます。そしてお金クレジットカード、電子マネー、ネット銀行口座などの“決済サービス”を利用して支払われます。 ネットじゃなくて屋でを買うと、屋まで行った人がその場で決済し、自分でを家に持って帰ります。しかし購買機能がリアルからネットに移行したため、「自宅までの小口物流」と「決済」の機能は、屋というビジネスとは独立して事業化されることになったわけです。 また、あらゆる購買機能がネットに移行しはじめると、物流

    ネット消費時代のインフラ:物流・決済・窓口 - Chikirinの日記