歴史上に燦然と輝く“知の巨人”はひとまず置いておくにしても、社会全体を考えれば我々は過去の人間よりも現在の人間のほうが平均の知能が高いはずだと考えているのではないだろうか。確かについこの前までは……と、今後は過去形で語らなければならないかもしれないという、ちょっと驚かされるニュースが話題を集めている。 ■江戸時代よりも人間の知能が低下 アムステルダム大学の心理学者、ジャン・テ・ナイジェヌス教授が昨年に発表した論文は世の「進歩的」な人々に大きなショックを与えるものであった。ナイジェヌス教授の研究によれば、現代人はヴィクトリア朝の時代よりも知能指数が14ポイント低下しているというのだ。 イギリスでヴィクトリア女王が在位したのは1837年から1901年で、日本でいえば江戸時代後期から明治時代後期である。日本が最初にイギリスとの国交をはじめた時代でもある。20世紀の半ばから今日まで特に日本では相次
■政府・自民、法人税率下げ減収の穴埋め 政府・自民党内で、安倍晋三首相の主導で政府が決めた法人税の実効税率の引き下げに伴う税収減の穴を埋める財源の一つとして、パチンコやパチスロの換金時に徴税する「パチンコ税」の創設が浮上していることが21日、分かった。1%で2千億円の財源が生まれるとの試算もある。ギャンブルとして合法化する必要があるため異論もあるが、財源議論が活発化する中、注目が集まりそうだ。 風営法は現金又は有価証券を賞品として提供することを禁じており、パチンコ店では、利用者は一度景品を受け取り、景品問屋や景品交換所に販売して現金を受け取る方式が取られている。 これを改め「換金免許制度」を創設。店での換金を認め、店が一定割合を地方税として納める形式のほか、景品交換所などを公益法人に委託された業者と位置付け、一定割合の手数料を取って国または地方自治体が徴収する案が検討されている。
ことし2月、茨城県内の3か所の住宅からサブマシンガン2丁を含む銃5丁と480発以上の銃弾が押収されていたことが分かりました。 住宅はいずれも埼玉県に住む元暴力団組長の関係先で、警視庁は銃刀法違反の疑いで元組長を逮捕して詳しいいきさつを調べています。 押収されたのは、サブマシンガン2丁をはじめ自動式拳銃2丁、回転式の拳銃1丁、それに銃弾合わせて482発です。 警視庁によりますと、これらの銃や銃弾は、埼玉県越谷市の元暴力団組長、栗原隆容疑者(53)が、知り合いでいずれも茨城県内に住む右翼団体の男2人の自宅や実家など3か所に預けていたものとみられ、警視庁が捜索したところ室内の机の中などから発見されたということで、警視庁は栗原容疑者や右翼団体の男らを銃刀法違反の疑いで逮捕しました。 調べに対し、「銃は自分のものだ」と容疑を認めているということです。 栗原容疑者は4年前に組長を引退したあと、1年余り
仏リヨン(Lyon)近郊リル・ダボー(l'Isle d'Abeau)にある医療施設でネックレスを作る自閉症の男性(2012年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK 【5月5日 AFP】自閉症の原因評価において、遺伝要因と環境要因が等しく重要であることを示す調査の結果が、米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA、電子版)に掲載された。 米マウントサイナイ医科大学シーバー自閉症研究センター(Mount Sinai Seaver Center for Autism Research)などの研究チームは、スウェーデンで1982年~2006年に200万人以上から採取されたデータを調べた。 調査の結果、自閉症で遺伝が関係していたケースは約50%で、環境的要因と同程度であることを発見したと
過酷さの割に賃金が低いと指摘される介護職。政府も手は打ってきたものの、依然、他業種との格差は埋まらない。人材確保には、賃金アップか外国人の活用か−−。ここへきて国の姿勢も揺れている。【遠藤拓、佐藤丈一、中島和哉】 常夜灯がぼんやり照らす廊下を、おむつやタオル、ごみ箱を積んだ台車が行き来する。11日深夜。東京都葛飾区の特別養護老人ホーム(特養)「葛飾やすらぎの郷」に勤めて3年目、生活援助員の宮崎梓さん(22)の夜は長い。 1フロアには約40人が入居する。大半は80〜90歳代で7割は認知症だ。同僚と2人、一晩で4回は巡回し、おむつを替え、トイレを介助し、体位を変える。消灯後も徘徊(はいかい)する人はいるし、繰り返し呼び出しボタンを押す人もいる。 ひと息つけるのは午後11時の食事と2時間の仮眠の間だけ。「朝方トイレに行きたくなりそう。でも、呼ばないようにする」。そう気遣う女性入居者に、宮
米ミズーリ(Missouri)州チェスターフィールド(Chesterfield)にあるアグリビジネス大手モンサント(Monsanto)の本社(2014年4月7日撮影)。(c)AFP/Juliette MICHEL 【4月22日 AFP】米アグリビジネス大手モンサント(Monsanto)の研究者らがミズーリ(Missouri)州チェスターフィールド(Chesterfield)の施設で行っている植物種子の遺伝子組み換え(GM)の研究をめぐっては、「いかがわしい技術」と懸念する声が一部の間では依然として根強い──。 チェスターフィールドの施設には約1200人が常駐し、科学界に登場したこの新しい技術を日々研鑽(けんさん)している。GM種子製造で世界首位に立つモンサントは自社の種子について、害虫や厳しい気候に強く、市場性の高い作物の栽培を実現すると主張している。 同社のバイオ技術規制方針を担当する責
2013年に労働者1人が月々もらった現金給与総額は平均31万4054円で、前年を73円下回り、過去最低を更新した。厚生労働省が18日発表した毎月勤労統計調査(確報)でわかった。5日発表の速報では前年をわずかに23円上回り3年ぶりに増えたとしていたが、一転して、3年連続の下落となった。 現金給与総額は、パートを含む労働者が受けとる基本給に残業代とボーナスを合わせたもの。確報で下落したのは、賃金の低いパートの比率が速報よりわずかに増え、平均額が下がったためだ。前年と比べた増減率は0・0%で速報段階と同じだった。 物価が上がった分をのぞく実質賃金指数は0・5%下がり、2年連続のマイナス。物価上昇に賃金が追いつかない状況について、安倍晋三首相は17日の衆院予算委で「景気の実感を行き渡らせ、賃金上昇に結びつける過渡期にある。経営者が収益改善を賃金上昇に結びつけることを期待している」と語った。(山本知
お盆休みに帰省した際、義理の親から「子どもはまだか」、「昇進はあるのか」などと言われ傷ついた経験があるという人がおよそ4割に上ることが分かりました。 調査をした会社では、こうしたことばは義理の娘や息子に対する“ハラスメント”、いわゆる“嫁ハラ”“婿ハラ”と受け止められることもあるとしています。 大手日用品メーカーの「ライオン」は、先月、26歳から50歳までの結婚している男女500人にお盆休みのストレスについてアンケートを行いました。 それによりますと、ストレスを感じるのは「相手の実家に帰省する時」だと答えた人が48%と最も多く、この時期の混雑や渋滞を上回りました。 また帰省した際に、全体の36%が義理の親から傷つくようなことを言われるなど、いわゆる“嫁ハラ”“婿ハラ”と感じた経験があることが分かりました。 このうち女性は「子どもはまだか」、「太ったのではないか」など、子どもや体型に関するこ
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