先週来、インシデントとしてちらほらウォーニングは上がっておりましたが、ちょっと緊張感という面では抜き差しならないところまで発展してきているので備忘録がてらメモいたします。 ベトナム海上警察 中国船に体当たり http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140507/k10014277741000.html [引用] ベトナム政府は、中国国有の石油会社が今月から西沙諸島の周辺で海底の掘削を一方的に進めていると指摘し、現場海域はベトナムの排他的経済水域だとして強く反発しており、今回の衝突をきっかけに双方の間の緊張が一段と高まっています。 Vietnam Tries to Stop China Oil Rig Deployment http://abcnews.go.com/International/wireStory/vietnam-escalates-dispute
凄い眠くなる咳止めを処方されたのに仕事はたくさんあるので、コーヒーどんどん投入して対抗しているんですが、負けそうです。 ファーウェイ:サイバー攻撃めぐり…中国政府と無関係強調 http://mainichi.jp/select/news/20140424k0000m030054000c.html 何を話したのか全文はまだ入手できていないんですが、特に新しいことは言っておらず、あっそって感じですね。 タイミングよく、こんなネタも流れてきていますが。 脆弱性解決のルータ、閉じたはずの「裏口」が再び開く http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1404/24/news040.html このあたり、同時並行の動きと見られる中国でのハッカーグループの話が電脳事変に掲載されていて、とても興味をそそるわけですが。 電脳事変~サイバーインシデント・レポート
バチカンといっても、中国におけるカソリックのモグリ神父任命に関する抗争が原因であり、宗教戦争というか正統性の問題になっているのが気になるのだが、中国政府もバチカンに対して正式に非難声明を出し、着々と騒ぎが拡大しております。 ある意味で、キリスト教対中華思想という現代の宗教戦になってて、どちらもご本尊組織のご事情というものが下敷きにある分だけ、どうもお互い折り合う気がまったくないのが清々しいわけです。 中国、バチカンを非難 カトリック会議開催めぐり http://sankei.jp.msn.com/world/china/101222/chn1012222003002-n1.htm 純粋に政治的な観点からしますと、ソ連時代のキリスト教の扱いや、古くは国教会など、カソリック側も時代に合わせて結構なご都合主義を通している部分もありますが、現代という枠内で言うと国家ぐるみで正面切ってバチカンの正統
震災やら原発爆発があった割には業務自体は順調で、為替も言うほど円安にならず、具体的な影響は二ヶ月ぐらい先になるのかなあという雰囲気のしてきた昨今ですが、ここのところ泥酔する晩が多く、またその翌朝は必ずヘビーな朝会が続くので大変しんどいところであります。明日から三泊四日の休肝日に入ろうと思っておりますが。 ● ドル格下げ祭 まあ、今週はこれに尽きるんですけど。 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011041800867 何というか、オバマ大統領をコケにしたいんでしょうかねえ、そのままトリプル安に、と思っていたら、米国債だけ復活、まるでどっかの国の債券市場みたいな内容になってて不思議でしょうがないわけです。何か不思議なパゥワーが市場に舞い上がっているのかと感じましたが。この前、ロジャースさんが「総悲観は買いだ」と突撃していかれましたが、どうなったのでしょ
どうも死傷者多数とのことで、大変なことになってまいりました。 中国で高速鉄道が脱線、2両が川へ転落 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110723-OYT1T00802.htm China: Express train derails in Zhejiang province http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-14262276 現段階では死傷者不明とのことですが、中国のネットでは「落雷で停止してた先行列車に後続列車が衝突」という噂が出回っており、そうでなくとも衝突は事実のようなので列車運行のノウハウの問題としては結構初歩的なところで起きたトラブルということのようです。 Twitter上で、有識者による勝手に事故調査委員会が開催されていて面白いんですが、私は専門外なのでなんとも。
ロゴ作ってる場合かよ。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/cjlogo.pdf そんなことはいいから、日本のソフトウェアのパクリが堂々と中国市場で流通して、日本がソフトやサービスを輸出しようとすると中国政府に差し止められてしまうような問題にとっとと対応して欲しいところです。韓国はじめ海外のコンテンツに市場を蚕食されたり、投資環境が充実しないとか、知財本部のサマリー上では認識しているはずの問題への対応がちっとも進まないというのはどういうことなのでしょうか。 知財本部に求めてるのはイベントじゃないから。っていうか、そんなものは民間でやります。日経BPは潰れそうだけど。そんなことより、政府にしかできないことをお願いしたいんですが。
この前ようやく中国から撤退したはずが、何故かセーバーさんと一緒に中国のキャリア向けのコンテンツ販売を支援する事業を手がけることになりまして、珍しくプレスリリースを打ちました。 中国・東南アジア向け携帯コンテンツ販売事業で提携/イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社 http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000048334 シンガポールやベトナム、タイといった地域にも順次提供国を拡大していきますし、またコンテンツプロバイダーには個別にお話させていただいているようですが(営業さんがお話しているのであって私からは特に言ってない)ロシア、東欧地域へのコンテンツ提供や課金代行のビジネスなんぞもアレンジさせていただいております。 中国でのコンテンツ販売に関しては、ご存知の方も多いかとは思いますが、相当現地に食い込んでいないといろんなことが起きるのと
こりゃたまげたなあ、というレベルでビッグな摘発が香港でありまして、噂どころか、ある意味で公然の秘密だったものが突然出てきて騒然であります。ぶっちゃけ、AIJのレベルじゃないぐらいの激震だよねというお話であります。 香港サンフンカイ:共同会長が逮捕-贈収賄の疑い http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M1NH5T6K50YL01.html http://www.money-link.com.tw/news/newsc.aspx?sn=2012032900500892&k=120 報道によれば、許仕任氏まで拘束されたということで、許仕任氏といえば香港とメインランドチャイナの橋渡し役であると同時に、香港への過剰な中国共産党からの影響を分別する役割として、行政官としての名声は一定方向ではとても高い御仁でもあります。 サンフンカイの一族である郭家は主たる一族の金融資
短期集中シリーズという割に半年ぐらい引っ張りそうなニコ生企画をBLOGOSさんとご一緒することになりました。 【国内海外 安全保障なう】第一回:尖閣諸島問題から、日本のシーラインをどう考えるか? http://blogos.com/channel/37/ ニコ生の放送URLはこちら。USTREAMも同時放送だそうです。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv93446061 もっぱら佐々淳行先生のお話を首が壊れるまで縦に揺らした私たちが拝聴するという感じの内容になる可能性が高いわけですが、安全保障の観点において一連の尖閣諸島問題について敷衍できる問題が大きく、もはや仮想敵国中国という前提での立論が大事になったという点で、次なる時代の安全保障を日本がどう考えるのか是非語り合いたいと思っているところであります。 2004年の国民保護法以降の話で言うならば、まさにse
事なかれ批判であれば、まだ話は分かるけれども、中国のスパイとはまことに穏やかじゃないなあと思うわけです。鈴木馨祐氏がそう言いたい気持ちは分からないでもありませんが、さすがに不見識ではないでしょうかね。 中国のスパイとなった丹羽大使の早急な更迭を求める http://blogos.com/article/40745/ 確かに、丹羽大使は新潟での中国総領事館問題でもある種の便宜を図ろうとしたんだろうなあという話がありますが、要するに中国で商売をやっている人を大使にするとそういう配慮もしてしまうだろうし、また一般論としても外交上のむつかしい事案が発生すると一番最初に鋭い反応を受けるのは当該国にいる大使ほか現地にいる邦人であることを考えると、ある種の代弁機能として彼らが何を考えているのか大使らは的確に伝えてくるという役割を担っているとも言えるわけです。 翻って、尖閣諸島の土地購入問題というのも、東
いま、日本社会では平清盛の視聴率と中国の経済成長率がどっちが高くフィニッシュするかで国論が二分している状態ではありますが、防衛交流がどうやら中止になるとかで、結構いろんなものが待ったなしになってきております。というか、民間でやっとります交流事業の事実上のフラッグシップのような重要な位置づけだったもんで、これが廃止になるってことはそれだけの事態だということなんですよねえ。 「平清盛」また8%割れ http://jp.wsj.com/Japan/node_533715 日中佐官級防衛交流、廃止を決定 中国側の延期申し入れで http://blog.canpan.info/koho/archive/1882 やはり、中国側も経済成長が清盛負けではならじと憤怒のポーズを取り続けており、NHKは一刻も早く清盛の低俗化に拍車をかけて中国側への譲歩の姿勢を見せるべきだと思います。 日中佐官級防衛交流を廃
かの条約をもって我が国は主権を回復したわけで、中国から無効って言われちゃうと我が国はまだ米帝の占領下にあるという驚きの歴史になるわけですね。 「サンフランシスコ平和条約は違法かつ無効」、釣魚島問題めぐり中国外交部 http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economic_exchange/347551/ うちのガースー官房長官が尖閣諸島の領有権に絡んでサンフランシスコ平和条約を持ち出してきたから反応したんだとは思うけど、そのうち北京条約も無効とか言い出しかねないですね。 中国の海洋膨張は喫緊の課題であることをアピールしながら、何かうまい斬り返し方法は考えられないものなんでしょうかね。中国で不当な搾取を蒙った日系企業の損害を返せとか、そういうの。無理か。
今年もお盆に向けて中国から健やかな風がやってきました。 靖国参拝「受け入れず」=中国外務省 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201308/2013080600964 一応内容を確認しましたが、確かに中国外務省は「中国は受け入れない」と、そう言っておるようです。 首相「閣僚の靖国参拝、心の問題で自由」と容認 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0600R_W3A800C1EB1000/ 安倍総理、靖国神社参拝について明言避ける http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000010155.html 日中関係:8月15日までに何が起きるのか焦る必要のない日本~中国株式会社の研究(226) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38370
コンプライアンスという単語を知る者であれば誰もがイナバウアーしてしまいそうな新サービスが百度から。大丈夫なのか、というか、大丈夫じゃなさ過ぎて本気でヤバイ。私が権利者なら今日にでも弁護士事務所へゴーという感じの、凄まじい逸品に仕上がっております。 baiduライブラリ スタート http://lib.baidu.jp/ スタートじゃねえよ。 ● 漫画編 もう一ページめからくらくらします。スプリガンとかドラゴンボールとかがスキャンしたpdfのまんま挙がってて自炊ってレベルじゃねーぞ。ちょっとめくると、ゴルゴ13からパトレイバーから出るわ出るわ版権の数々。普通に考えて違法なんですけど、レギュレーションはどうなってるんでしょうか。 http://lib.baidu.jp/list/87 ● 語学検定編 著作権無視ど真ん中の語学検定編、怒涛の本から丸ごとpdfのオンパレードでこちらの血圧も上がりそ
お詫びのほうから先に。前回前々回のエントリーについては、繰り返しますが特定の誰かおよび発言を否定、批判するものではありません。各々の立場、見解はそれが合理的である限り、ネットや新聞、雑誌、講演等の分け隔てなくその表現を認めるべきであって、それを封じようという意図は私にはまったくありません。この私の発言の真意が正確に伝わらなかった可能性があるとするならば、その原因は私の文章力に問題があったことに尽きると思っておりますので、ご自身の意見を私に否定された等として気分を害された方、ならびにその仲介の労を取ってくださった方には深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。 また、私は一部特定の知識人、有識者の方のご意見に対する反論という意図を有していないにもかかわらず、会議等で明確にそれを否定しなかったという理由で強い反発を頂戴した件については、私自身の至らぬところもあったと自省し、改めてお詫び
いやもう危機ではなく恐慌なわけで… もう二年も前に新書で書いたし、REITがおかしい件も単行本で言及してて、いまさら「だから言ったでしょう」みたいな話を書いても仕方がないだろうと思うんですけどね。 少し前に取材協力をした先の放送内容について、実態の悪いところだけ切り出してもらっては困る的なクレームも寄せられたんだという話も聞いたけれども、あの取材をしたころよりいまのほうが悪くなっているはず。11月は操業停止だ解雇だと騒々しい状況で協力したから揉めてる内容になったけど、いまは座り込みもなくなり、全員撤収しているから静かになってるだけなんだ。 中国に進出した日本企業の撤退の話を聞きたいと言うことであればJETROでも足を向ければ幾らでもネタは転がってると思うんだけどな。それよか、明らかに中国経済の退潮が見えたところで中国経済特集とか何の考えもなしに提灯記事を書いてた経済メディアのほうが罪深いと
あれやこれやと流動的な状況になってはおりますが、ひとつの流れとしてはほぼ衆人の知るところとなった(日本人以外は…)「南沙諸島での中国の軍事活動制限関連」の問題ですが、安全保障という言葉ひとつとっても純軍事的な側面と外交的な側面とでは随分見え方も違うのでメモでも起こしてみます。一応、報道ベースと、それに基づいた記事を中心に。 南シナ海領有権問題に関わる中国と米国 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/08/post-40bb.html 宮家邦彦さんの分析はやっぱり当てにならないかもしれない http://obiekt.seesaa.net/article/159065958.html http://twitter.com/finalvent/status/20685939680 なかでも、相変わらずのクリス・ネルソン氏が鋭い舌
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