フランス南部トレベ(Trebes)にある米バイオテクノロジー大手モンサント(Monsanto)の倉庫で行われた、遺伝子組み換え作物に反対する抗議デモで、活動家らが破って開いた同社の遺伝子組み換えトウモロコシ「MON 810」の種子の袋(2012年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC CABANIS 【4月2日 AFP】世界最大規模の自由貿易圏構築に向けて欧州連合(EU)と米国が準備を進める中、米国は1日、EUが米国の遺伝子組み換え(GM)作物に対して「不必要」な規制を行っているとして非難した。 米通商代表部(USTR)は、衛生・植物検疫の貿易障壁を軽減させることを目指した報告書の中で、「欧州食品安全機関(European Food Safety Authority、EFSA)が肯定的な評価を下したにもかかわらず」、EUによる規制の結果、新GM品種の承認が遅れていると批判。さら