富士通は金融機関や企業の基幹システムの開発を大幅に簡素化する支援ソフトを開発した。手掛ける業務の内容を日本語の一定の書式で入力すれば、コンピューター用のプログラム言語に自動変換する。システム開発費の4割を占めるプログラミング費用が不要になり、システムの保守も容易になる。IT(情報技術)技術者不足にも対応、5年で100億円の売り上げを目指す。システムを動かすソフトは、コンピューター専用のプログラ
富士通が、より経営や事業戦略に密接にコミットできるシステム構築を目指した人材育成を推進する。今後SIに求められるスキルセットも明示した。 富士通は2013年1月17日、同社の新しいSIコンセプトを発表、併せて今後3年間でこのコンセプトに即したスキルを持つ人材を5000人育成すると発表した。今回の発表は2012年1月18日に発表した人材改革の延長線上にあるといえる(関連記事)。 同社が新たに掲げるSIコンセプトの名称は「トータルサービスマネジメント」。同社がいまSIコンセプトを刷新した背景には、システムインテグレーションに要求される内容の変化がある。既存業務の効率化を目指したシステム構築ではなく、現在ではITシステムをフックとした、ビジネスの変革や事業の成長を求める声が強くなっているとする。 同社ではこうした市場動向に対応するために、システムのコンサルティングや分析をベースに、より深く顧客の
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