安土桃山時代に千利休によって大成されたと言われる「茶道」。日本古来の雅な習わしとして、現在まで伝わっていますが、数多くの作法や日常で触れる機会が少ないことから、敷居の高そうなイメージがありますよね。今回はそんな方のために、春にピッタリな“野点”を紹介します。きちんとした場所・作法で本格的にお茶を頂くことも大事ですが、入門編として友人を集めて気軽なお茶会を開くのはいかがでしょう。 ■歴史や開催場所、用意すべきものなど <野点とは> ▽野点 野点は、春や秋など比較的すごしやすい時期に野外でお茶を点てること、またはそのお茶会のことを指します。春は桜、秋は紅葉というように、その季節に見ごろを迎える自然に触れながら、お茶を楽しみます。従来の屋内でのお茶会に比べて、さほど作法を問わない催しも多く開催されています。 <オススメの開催場所> 四季の移り変わりを楽しめる、自然の多い場所がいいでしょう。かと言