パキスタン・カラチ(Karachi)の病院で、武装集団の銃撃により死亡した候補者の遺体を運ぶボランティアの人々(2013年5月10日撮影)。(c)AFP/ASIF HASSAN 【5月11日 AFP】文民政権の任期満了によるパキスタン初の歴史的総選挙を翌日に控えた10日、同国各地で候補者などを狙った攻撃が相次ぎ、10人が死亡した。一方、同国のタリバン(Taliban)系イスラム武装勢力は、有権者に投票のボイコットを求める脅迫を強めている。 投票は現地時間の11日午前8時(日本時間同日正午)に始まり、午後5時(同午後9時)に終わる。8600万人以上の有権者が、国会議員342人、そしてカイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)、パンジャブ(Punjab)、シンド(Sindh)、バルチスタン(Baluchistan)の4州の州議会議員を選出する。 4月中旬以降、政治家と政党