アフリカ中部ブルンジ・ルイギ(Ruyigi)で、アルビノ(先天性白皮症)の人たちの施設で他の子どもたちと遊ぶアルビノの少年(2009年2月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHANE SAKUTIN 【5月24日 AFP】今年後半に総選挙が予定されているアフリカ南東部スワジランドで、アルビノ(先天性白皮症)の人々が、体の一部を当選祈願の呪術の「護符」に使われる恐れがあるとして政府に保護を求めている。 スワジランドを始めとする一部のアフリカ諸国では、伝統薬や魔術を駆使する呪術師が「万能」の存在とみなされている。こうした呪術ではアルビノの手足や体の一部が魔よけとして使われるため、アルビノ襲撃事件が後を絶たない。 南部ンランガーノ (Nhlangano)のアルビノ・コミュニティーのリーダー、Skhumbuzo Mndvoti氏は、AFPの取材に「当局はわれわれの安全を保障しなければなら