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ブックマーク / arinkurin.cocolog-nifty.com (6)

  • 低線量被曝を受け続けていた60年代からの20年 - 農と島のありんくりん

    ・2008年の1日分の事のセシウム137の摂取量・・・0.025ベクレル/㎏ ・同ストロンチウム90                  ・・・0.036 この原因は、カリウム40のような自然放射性物質ではなく、セシウム137、ストロンチウム90てすから人工由来です。 この時期から言って、チェルノブイリと中国核実験の影響だと考えられます。 チェルノブイリは欧州を広域に汚染しましたが、1950年代から80年代まで続いた核実験は北半球全域を地球規模で汚染しました。 これは地下核実験と違って、地上に据えつけて爆発させるために大気圏内の気流に乗ってしまうためです。(写真 ユタ州の小型核の大気圏内実験。) 1950年代からの大気圏内核実験の総数は500回を超え、放出された放射性物質はチェルノブイリ事故の800万倍に達すると言われています。 また1950~1960年代の10年以上にもわたる人工放射性核

    低線量被曝を受け続けていた60年代からの20年 - 農と島のありんくりん
  • 3年ぶりで思い出した2011年夏のリンチの血の味 - 農と島のありんくりん

    えげつないコメントが来ていますね。 ひさしぶりで2011年夏の「リンチの血の味」を思い出しました。 いやはや、この人たちは3年間なにをしてきたのでしょう。まったく成長していませんね。 どんなに詳細なデータを出しても振り向きもしないで、自分が気に入らないことだけ騒ぐ。 こちらが言ってもいないことも、歪曲して勝手にキレる。 もっとも3年前はこんなもんじゃなかった。「被曝」地でがんばっていますと書いただけで、「早くやめろ」「東電の犬」「東日は既に終わっている」とまで言われましたからね(苦笑)。 大分減ったと思っていたのですが、「低線量で突然死」ですか・・・。そういうことを言う人に限って「移住の手伝いをしろ」なんて言い出すんですが。 「突然死」の死因はなんなんです?ソースはなんです。 そのテの情報は、ことごとく「○○という話だが政府・東電が秘匿している」という正体不明情報か、「○○だという」ネッ

    3年ぶりで思い出した2011年夏のリンチの血の味 - 農と島のありんくりん
  • 「美味しんぼ」 荒木田准教授は自然が放射能の天敵だと知らない - 農と島のありんくりん

    下のコマで荒木田氏は、自然に対する無知をさらけ出しています。 この人、ほんとうに河川や用水の放射能測定したことがあるんでしょうか。したとしても側溝ていどか、河川敷ていどなのでしょう。 (スピリッツ24号以下同じ。除染の意味があるとすれば海へ流れださないことだと言う荒木田氏) 私は霞ヶ浦の環境保全運動をしていた関係で、大学の専門家と共に実測で歩いた経験があります。 河川で有意な放射線量がわずかに測定されたのは事故直後の年だけです。 すみやかに放射性物質は川床の汚泥にトラップされてしまい、その結合が強いために水には容易に滲出しませんでした。 事故直後の2011年5月の阿賀野川の調査結果を見ます。 ●阿賀野川放射性物質調査結果 2011年新潟県http://www.pref.niigata.lg.jp/housyanoutaisaku/1339016506464.html 1 阿賀野川の河川水

    「美味しんぼ」 荒木田准教授は自然が放射能の天敵だと知らない - 農と島のありんくりん
  • 宇都宮けんじ候補はほんとうに「弱者の味方」なのか? - 農と島のありんくりん

    宇都宮けんじ候補は、都知事になったら東北の震災瓦礫を拒否するそうです。 福島事故の直後のパニック期ならわからないではありませんが、あれからそろそろ3年たって正確なデータが出揃ってきています。 そんな時に、脱原発運動の中でもっとも国民の顰蹙を買った瓦礫反対運動の口写しをしています。 ところで、東北の震災瓦礫を真っ先に引き受けたのは東京都でした。私は石原氏の数少ない善政だったと思っています。石原氏の独善的な性格がプラスに働いた希有なケースです。(褒めているんだか、けなしているんだか) この東京都の瓦礫引き受けが呼び水となって、千葉県、栃木県、茨城県、北九州市、大阪市などが続きました。 震災瓦礫の処分協力を要請していたのは、岩手県と宮城県のみでした。 もっとも高い汚染を受けてしまった福島県は県内処分しており他県に要請する意思はありません。 岩手、宮城県もほぼ被曝を受けていない地域で、ピンポイント

    宇都宮けんじ候補はほんとうに「弱者の味方」なのか? - 農と島のありんくりん
  • 風車の国オランダの現実 風力を増やすと、火力が不可欠になるという皮肉な構造 - 農と島のありんくりん

    にはどのような自然エネルギーがふさわしいでしょうか。 太陽光、地熱、風力、水力、バイオマス、まぁいろいろありますが、ひとつ条件があります。 それは、わが国の国土の特色を生かした電源だということです。たとえば、風の少ないつくば市に風力発電機をつけてもまわりませんでした。訴訟沙汰にもなり、今や市政失敗のモニュメントと化しています。 しかし筑波から10キロ先の神栖の海岸地域では、巨大なプロペラがブンブン回っている姿を見られます。「エコが好き」ていどの気分で風車を作っても、金い虫を作るだけなのです。 各国ともにFIT制は失敗していますので(*)、額面だけで受け取れない数字ですが、ドイツの電力総量に占める風力の割合は6.5%です。デンマークはケタがひとつ上で2割近い供給率をもっています。 *関連過去ログhttp://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/0

    風車の国オランダの現実 風力を増やすと、火力が不可欠になるという皮肉な構造 - 農と島のありんくりん
  • 「未来の党」の自滅 問われるべき脱原発政党の中身 - 農と島のありんくりん

    今回の衆院選で、私は「日未来の党」を注目していました。初めはかなり好意的に、そして途中からは失望と共に、ですが。 そして結果は報じられているとおり、公示前62議席、改選後9議席でした。もはや出直しが効くかどうか分からない負けっぷりです。 特に小選挙区ではわずか2人しか勝利できず、そのひとりは「あの」小沢一郎氏です。 「原発ゼロの会」の阿部知子氏もかろうじて比例で復活しているありさまですから、脱原発派はほとんど国会に議員を送り込めなかったことになります。 「未来の党」代表代行で、脱原発運動の中心的存在だった飯田哲也氏は、中国電力上関原発の着工問題で揺れる山口1区(※)においてもダブルスコアで敗北し、惜敗率により比例復活もかないませんでした。 この党は党として当然持つべき組織体制や綱領がまったく整っていない上、党首嘉田氏は現職知事とのパートタイムですので、このまま個々別々に他の政党に吸収され

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