多くの犯罪者が無職という冠詞をつけて語られる世の中では、職業という肩書を持たないことはすでに容疑者としての扱いをされてしまいます。 自然に生きる人間の無職が不当な扱いを受ける一方で、堂々と無職を貪るケダモノも多く棲息しています。 それが猫です。 犬に比べて、番犬をするでもなく、主人に忠誠を尽くすわけでもなく、ただ高いところから働く人間を見下ろし、惰眠を貪るその姿に魅せられる住民も多い現状です。 ただ賃金労働や、それに向けての修練をしないという選択を取っただけで、ニートという不当な差別用語を使われ、後ろ指をさされる人間界とは大きな違いです。 そんな貴族のポジションが許される猫に憧れるニートが増えているといいます。 一部のニートの間に、憧れるがゆえに「Nyeat (ニャート)」を名乗る風潮が生まれています。 ・いま何やってるの?と聞かれたとき、ニートと答えにくいので、ニャートと称することで、新