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ブックマーク / whatisascientist.blogspot.com (3)

  • 理研任期付きPIの苦闘

    BSIなどは5年で研究室の半分がいれかわるというかなりドラスティックなことをやっていますので、悲喜こもごもは容易に想像がつきます。 (センター長の利根川さんがばりばりのアメリカ実力主義の信奉者ですから。ある意味で真面目に任期付きPI制度を運用しています。他のセンターは温情主義のなし崩しなのでBSIほど厳しくないみたいですね。) 問題は、運営委員が中間評価などで余計な口出しをして、これこれをやらないとクビと暗にほのめかすので、そのプレッシャーで発狂寸前のPIを見たことはあります。 その分野の専門家でない運営委員がテーマを決めてしまうのは最も愚かなことでしょう。その研究分野のポイントを完全に理解しているわけではないので、どうしてもおかしなことになります。 短期決戦を強いられているPIは中間評価などで、強めに指導されると、研究室継続要件を満たそうと必死になり、創造性を失いがちです。 (結局はそれ

  • 小保方さん、科学ってのはプロセスを楽しむもんだよ

    小保方さんの件について研究者と一般の人との間の乖離がはげしい。 科学者クラスタの小保方アレルギーは激しいし、呆れ果てた末、最近は傍観気味ですらある。なんでそうなるか考えてみると、私自身も科学は結果だ結果だと言いつつも、当のところプロセスの重要性を痛いほど感じているのだ。 結果だけを追い続ける姿勢では、なかなか長期にわたって研究を続けていく事は難しい。何より、結果だけを求めるなら、研究者なんて割に合わないし、つらいだけだ。 結局、重度のワークホリックということになる。(めちゃめちゃ知的にも肉体的にも重労働の割に、報償も限られている。他の職業でいいなら、ベンチャー経営者なら、うまくいけば、報償無限大になるかもしれないのだから。) じゃあなんで科学者をやっているのか? プロセスが楽しいからだ。結果が重要といいながら、知的好奇心を満たすプロセスを楽しんでいるのだ。だからモチベーションを維持できる

  • 笹井さんと旧知の近藤滋大阪大学教授のコメントまとめ

    笹井さんは見事に素人の記者を煙に巻きました。巧みに質問の趣旨をずらし、核心部への質問をかわしきったようです。 笹井さんと同門の大阪大学教授・近藤滋さんが今回の件を的確にずばっと斬っております。 笹井さんも近藤さんも京大大学院医学研究科で中西研と庶研という極めて近い距離にいた旧知とのこと。 近藤滋さんの写真 笹井氏の会見。「自分はギフトオーサーであるから、責任を取るつもりはない」と言っているようにしか聞こえない。これは、研究者社会を成り立たせているルールを、根から否定しているのではないだろうか? — 近藤滋 (@turingpattern) 2014, 4月 17 @jseita つまり、少なくとも最終段階では、十分すぎるほど主導的であったわけね。どう考えても責任から免れるとは思えんけどね。記者相手だから煙に巻けた、というところかな? — 近藤滋 (@turingpattern) 201

    笹井さんと旧知の近藤滋大阪大学教授のコメントまとめ
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