Amazon.comが提供するWebサービス群「Amazon Web Services」(AWS)の導入事例紹介ページに、任天堂の事例が掲載された。「ニンテンドー3DS」や「Wii U」向けサービスでのAWS活用について解説している。 3DSやWii Uなどのネットワークサービスでは、(1)ソフトの発売直後やクリスマスなどにトラフィックが急増する、(2)日本だけでなく北米や欧州など世界のユーザーを考慮してシステムを構築する必要がある――という課題があり、オンプレミスの運用体制だけでは対応が難しかったという。 同社は2010年末、3DS発売に向け、初めてAWS導入を決定。3DS向けオンラインストレージ機能「DataStore」で、クラウドストレージサービス「Amazon S3」を活用した。スケーラビリティの高さと、保存したデータが厳重に保護されることが採用の要因だったと説明している。 Dat
Super Mario Run の配信を開始した当日は、待ちわびた世界中のユーザーからのアクセスが一気に集中しましたが、AWS のインフラは十分なレスポンスを返し続けてくれました。ここまで何も大きな障害が発生しないケースは、大量のアクセスが想定されるゲームの配信開始時では極めてまれなことですし、2017 年 3 月時点で 8,000 万ダウンロードを突破する規模になっても AWS で特に問題は起こっていません。 任天堂株式会社は「任天堂に関わる全ての人を笑顔にする」ことを目指し、ホームエンターテインメント分野において、世界中のユーザーにかつて経験したことのない楽しさ、面白さ、驚きを持った娯楽を提供することを最も重視しています。任天堂ではこれまで、ホームエンターテインメントのビジネスを主にゲーム専用機の提供で推進してきました。 さらに任天堂では、先進国が中心となっているゲーム専用機の利用者に
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