2010/05/21 グーグルは5月21日、Google I/Oの2日目の基調講演でAndroidの最新バージョン2.2(コードネームはFroyo、フローズン・ヨーグルトの意味)をアナウンスし、デモを行った。Dalvik VMのJITが改善されて2~5倍高速となったほか、クラウドとデバイスをつなぐAPIを新たに導入、3G接続でAndroid端末をWiFiアクセスポイントとするテザリング機能に標準で対応したことも明らかにするなど山盛りの機能追加で、Androidの着実な進歩をアピールした。 基調講演に登壇したのは再び米グーグル バイス・プレジデントのビック・グンドトラ氏。同氏は昨年のGoogle I/Oの基調講演で、IEのHTML5対応の遅さを暗にほのめかすなど絶妙の間合いで皮肉なジョークを交えて笑顔を振りまいたが、今年はアップルの閉鎖性を皮肉るジョークを多く交えて会場の笑いを取っていた。