ソニーは18日、中期経営方針説明会を開き、すべての事業を分社する方針を明らかにした。携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」などを手掛けるAV(音響・映像)機器事業は10月をメドに、デバイスやデジタルカメラ事業も順次分社する。自己資本利益率(ROE)を最重要の経営指標に位置づけ、規模を追ってきたこれまでの戦略を見直す。「小さな本社」にして資本効率を重視する経営にカジを切り、再建を確実にする考えだ。「
ソニーは2月18日、「ウォークマン」などを担当するビデオ&サウンド事業を今年10月1日をめどに分社化し、100%出資の子会社を設立する方針を明らかにした。新経営方針では昨年分社化したテレビ事業に続き、利益を重視した経営を目指して各事業の自立性を高める狙いで、今後、本体の各事業部門を順次分社化していくという。 同社は昨年「ホームエンタテインメント&サウンド事業本部」を再編して「ビデオ&サウンド事業本部」を新設。同事業本部はウォークマンシリーズや「HMZ」シリーズのヘッドマウントディスプレイ(HMD)などを手がけている。 ビデオ&サウンド事業は安定収益領域と位置付け、今後は着実な利益計上とキャッシュフロー創出を重視した経営を進める方針。市場全体の成長は見込めないが、ハイレゾオーディオなどコモディティ化しない一定規模の市場向けに新しい付加価値を提案していくという。 ソニーは昨年、テレビ事業を分社
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)およびSony Network Entertainment International(SNEI)は1月28日(米国時間)、現在19カ国で提供しているクラウドベースの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」を3月29日に終了すると発表した。 ほとんどの提供地域のMusic Unlimitedユーザーは、今春41カ国で立ち上げる新たな音楽サービス「PlayStation Music」に移行できる。 ただし、現時点ではこの41カ国に日本は含まれず、「詳細は準備ができた段階で追って発表する」となっている。 PlayStation Musicは、スウェーデンの音楽配信サービスSpotifyとの提携によるもので、日本ではまだサービスを提供していない。 Spotifyは欧米を中心に約60カ国でサービスを展開しており、2014年には米国に次
「昨夜、僕たちの(極秘の)事業計画がさらされて、号泣しそうになった」──。米Snapchatのエヴァン・シュピーゲルCEOは12月18日(現地時間)、従業員宛のこのような書き出しのメールを自身のツイートで公開した。 ツイートは「私はこのメールを今日従業員に送りました。これは非常に重要なことなので、パートナーと友達(ユーザー)とも共有することにしました」となっている。 12月初旬に明らかになったソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃により、多くの未公開映画や極秘文書とともにSPEのマイケル・リントンCEOのメールコンテンツが流出した。 リントン氏はSnapchatの取締役を務めているため、流出したコンテンツには同氏とシュピーゲル氏のSnapchatのビジネス計画についてのやりとりも含まれており、それらのメールに基づいて米メディア各社がSnapchatの非公開の複数
出井伸之氏との面談 Steve Jobs氏の訃報を聞いて以来いろいろなことが頭をよぎるのだが、その一つがソニーの出井伸之氏に私がAppleの買収を勧めたときのことである。 私がUIEvolutionのCEO(最高経営責任者)をしていたのは、設立した2000年からスクウェア・エニックスに買収された2004年までの4年間。その期間に日米ビジネス界のさまざまな人と会う機会があったが、最も印象的だったビジネスマンの一人が、当時ソニーのCEOだった出井氏である。 当時(2002年)は本業のエレクトロニクス事業が低迷しはじめ、PlayStationビジネスからの収益が会社を支えているという状況であった。外から見ていても、各機器に搭載されているOSがPlayStationは独自OS、PCはWindows、PDAはPalm OS、携帯電話はSymbianという状況はソフトウェア戦略の欠如を意味していたし、
ソニーが17日に発表したモバイル・コミュニケーション(スマートフォン)事業の中期計画の見直しと、それに伴う2014年度連結業績見通しの下方修正、そして上場以来初の無配転落は、大きな衝撃を与えた。 【詳細画像または表】 しかし、ある意味では必然と言うこともできる下方修正だ。 その理由のひとつは、ソニーの平井一夫社長が年度初めから繰り返し語っていた、「なんとしてでも、構造改革をやりきる1年にする」という宣言を実行したに過ぎない、という点だ。 ■ 事業見直しは宣言通りの行動 もともとソニーは、2014年度見通しとして、営業黒字と経常黒字の計画を掲げていたが、その一方で最初から約500億円の最終赤字の見通しを立てていた。 ここ数年、不動産売却を営業利益に計上することで営業黒字を繕ってきた平井ソニーにとって、この年初計画時点での最終赤字の意味は、500億円という赤字幅そのものよりも、赤字を
2022年6月27日 役員人事のお知らせ 2022年6月1日 人事・組織変更のお知らせ 2022年4月1日 人事・組織変更のお知らせ 2022年3月30日 【5月16日更新】ソニー・インタラクティブエンタテインメント 2022年6月より 定額制ゲームサービス「PlayStation Plus」を大幅リニューアル ~PlayStation Nowとサービス内容を統合し、数百本のタイトルを提供~ 2022年3月22日 ソニー・インタラクティブエンタテインメント、カナダ拠点のゲーム開発スタジオ Haven Entertainment Studios社を買収へ ~プレイステーション®プラットフォーム向けに新たなスタイルの 大型マルチプレイタイトルを制作~ 2022年3月1日 人事のお知らせ 2022年2月24日 PS5向け次世代VRシステム「PlayStation VR2」 および「PlaySta
この記事は日経エレクトロニクス Digital会員限定ですが、 2014年08月31日までは特別に誰でも閲覧できるようにしています。 大平貴之氏は、100万を優に超える数の星を投影できるプラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」を独力で作り上げた。実は当時、同氏はソニーの社員であり、その後ソニー社内でその技術に基づくプラネタリウムを事業化する話が持ち上がったが製品化までは至らなかった。ソニーの計画はどうして成就しなかったのか。ことの顛末を振り返る大平氏の言葉は、今後増えるであろう「メイカーズ」と企業のあるべき協働関係に、深い洞察を与える。Facebookで同氏が公開した文章を再録した。(本誌) 僕がソニーを退職して独立したのは2003年。もう11年が過ぎました。怒涛のように駆け抜けた10年余りでした。最近ソニーの話題が良く出ます。報道等で業績不振が指摘され、僕のことも時々、引き合い
ソニーは、「VAIO」のブランドで知られるパソコン事業の売却に伴って、長野県安曇野市にある工場を中心に、事業全体の従業員の40%近くに当たるおよそ420人が早期退職することを明らかにしました。 ソニーは、「VAIO」のブランドで知られるパソコン事業について、赤字が続いたことから、来月1日に投資ファンドの「日本産業パートナーズ」に売却する計画を打ち出しています。 これに伴って、長野県安曇野市の工場を中心に、現在およそ1100人いるパソコン事業の従業員のうち40%近いおよそ420人が早期退職するということです。 残った従業員は、売却を受けて設立される新会社に移ったり、ソニーのグループ会社に配置転換となったりするとしています。 ソニーは、パソコンやテレビの不振などを受けて、昨年度1200億円を超える最終赤字となり、ことし2月、経営の立て直しに向けて国内外で5000人を削減する方針を明らかにしてい
SCEが保有するスクウェア・エニックス・ホールディングスの株式すべてを証券会社に譲渡。譲渡益は約48億円 編集部:小西利明 2014年4月16日,ソニーは,ソニー・コンピュータ・エンタテインメントが保有するスクウェア・エニックス・ホールディングスの株式952万株すべてを,SMBC日興證券に譲渡すると発表した。これによりソニーは,約48億円の譲渡益を計上するとのことだ。なお譲渡価額については,4月17日朝に公表するとしている。 ソニーによる当該ニュースリリース(PDFファイル) 関連記事一覧へ関連記事 ファンタジー武器屋「タクミアーマリー」,群馬県高崎市に期間限定で出店。愛剣で戦える体験型異世界ゲームも登場 アニメ「SHIROBAKO」,10周年を記念した全話無料配信が本日スタート。毎週水曜日に1話ずつ公開 泊まれるeスポーツ施設「e-ZONe 〜電脳空間〜」,2024年10月31日に閉業へ
仕事帰りの居酒屋などで勤めている会社の陰口をたたいたり、取引先の悪口をいうのは、ビジネスマンのいわば「はけ口」、密かな楽しみの一つともいえる。ただ、それが元の勤務先となるといささか複雑だ。 家電大手のソニーOBでグーグル日本法人の社長も務めた辻野晃一郎氏を、「ウォークマンを潰した張本人」などと匿名で批判していた@tks900というアカウントが、同じソニーに勤務していた元事業部長氏だったことが分かり、ネットで話題になっている。 日本人の陰口好き、「企業文化といってもよいくらい」 辻野氏は、ツイッターでやり取りをしていた@tks900のアカウントをもつ人物を、ソニーの元事業部長氏と特定。元事業部長氏の氏名をツイッターでさらしてしまった。 これに驚いたのか、それまで辻野氏を「逃げた」などと中傷していた元事業部長氏も一転、弱気になり、「辻野さん、言い過ぎました。申し訳ありません」と謝罪して、氏名や
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