栄養バランスがとれた健康的な食事を食べてもらおうと、厚生労働省は、1食当たりに必要な栄養素の量を定め、基準を満たせばコンビニなどで販売される弁当などに専用のマークを付けることができる制度を、来年度から始めることになりました。 これは、6日に開かれた厚生労働省の検討会で決まったものです。この中では、生活習慣病の予防や健康作りにつなげようと1回の食事で必要な栄養素について基準を定めました。 例えば、主食には40グラムから70グラムの「炭水化物」をとることや、副菜については、10グラムから17グラムの「たんぱく質」のほか、緑黄色野菜など2種類以上の「野菜」を、合わせて100から200グラム含むよう定めています。 そのうえで、1食当たりのエネルギーを650キロカロリー未満に抑えるよう求めています。 厚生労働省は、コンビニや飲食店で販売される弁当や定食などがこうした基準を満たせば、「健康な食事」であ