イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の境界付近のイスラエル軍拠点で、弾薬を運ぶイスラエル兵(2014年7月31日撮影)。(c)AFP/JACK GUEZ 【7月31日 AFP】イスラエルは31日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に進攻した部隊を増強するため、予備役兵1万6000人を追加動員した。これにより招集された予備役兵数は8万6000人となった。 イスラエル軍の攻撃が始まって以来、ガザ地区ではこれまでに1360人以上が死亡しており、増え続ける犠牲者に国際社会は懸念を募らせている。だが追加動員の直前、米政府は弾薬の備蓄量が減少していたイスラエルに対し、イスラエル領内に備蓄している米軍の緊急用弾薬を供与することで合意したと発表した。 米国は、ガザ地区の国連(UN)が運営する学校で16人が死亡、多数が負傷したイスラエル軍によるとされる砲撃に対し、国連と
ロシアが軍事介入を決定したことで、ウクライナ危機は急速に進展しています。が、なにぶん遠方のことですがから、土地勘もないし、イメージしづらいところです。いま問題の焦点は、黒海艦隊の母港があるクリミアの帰趨にありますが、「黒海? どこだそれは」「クリミア戦争…世界史でやった気もする」という感じな人が多いのではないでしょうか。 こういう国際問題が起きたとき、便利なのはBBCのサイトです。BBCは英国の国営メディアであり、国際的にもCNNかBBCかという具合で、信頼性と配信力の高いメディアです。(英国国内的には「BBCは政治的に偏向してるから駄目だ」という声もけっこうありますが) BBCの素晴らしいところは、国際問題が起こると速攻で「まとめ記事」をアップしてくれるところです。ぜんたい、国際問題というのは「いま、大変なことが起きてます!」というニュース1本読んでも分かりません。「昔こんなことありまし
「東京大空襲なんて初めて知りました」 『137億年の物語』著者、クリストファー・ロイド氏インタビュー ___来日した時にブログで「東京大空襲を初めて知って大きなショックだった」と書いておられましたね。 ロイド:そうなんですよ。江戸東京博物館に行って、東京大空襲について初めて知ったんです。1945年3月10日夜、米軍のB29爆撃機が東京に焼夷弾を落として焼きつくし、10万人以上の人をたった一晩のうちに殺戮したという史実です。広島、長崎の原爆投下で当日亡くなったとされる人数にも匹敵するではないですか。 本当にショックでした。 ___日本人なら大体、学校で習って知っていることです。 ロイド:でも、海外の人間は恐らく誰も知らないんですよ。日本人以外は。これほどのひどい大量殺戮を。信じられない。こんなことってありますか。そういえば2003年に米国留学していた時、同級生だった米国人外交官ら
太平洋戦争における日本の輸送船の壊滅の原因について述べる前に、まず、次の二つの表を見ていただきたい。 最初の表は、太平洋戦争中における第1海上護衛隊(門司~シンガポールを担当)の護衛下にあった輸送船団とアメリカ潜水艦の会敵率と損害の推移である。(戦史叢書「海上護衛戦」防衛庁防衛研修所戦史室 朝雲新聞社 P237、P354、P463、ちなみに、1942年9月以前、1943年12月、1944年12月、1945年4月以降のデータは戦史叢書には無い。) 見ていただければ分かると思うが、ばらつきはあるが、会敵率と損害は、概ね比例している。会敵しない限り、撃沈されることはないのであるから、これは当然のことであろう。 また、時と共に会敵率が増加し、1944年8月、9月、10月、1945年2月、3月には、100%を越えている。出航したら必ずアメリカ潜水艦に見つかる訳である。これは、どう見ても異常な数
「人類の歴史は戦争の歴史だ」と言いますが、人類はいつから戦争をしているのでしょう? 近代において、戦争とは国と国とがやるものでした。しかし現代では違います。山賊が自動小銃をもち、海賊がミサイルを放っています。テロリストが飛行機でビルに突っ込むかと思えば、環境保護団体が国家にケンカを売る時代です。テロと戦争、国家とそれ以外の差異は曖昧になり、戦争の定義と、世界の形はゆらぎっぱなしです。未来の戦争と平和はどのような形をしているのでしょう。 そこで、戦争の来歴について調べていくのがこのシリーズです。 今回はぐっと原始にまでさかのぼって、最初の戦争について調べてみます。この辺の時代は初めて学ぶので、まったく不案内な世界です。 戦争はどれだけ古いか 戦車に乗る古代人 首のない古代人 弥生人の要塞 戦争は田んぼから始まる? 戦争を起こす空間 逃げられない空間 戦争の誕生 追記 過去記事 引用文献 戦争
いつもの朝、慌ただしい朝の支度を終えて、ひとりの女子高生が家を出て学校に向かう。どこの国でもある日常だ。 パキスタンでも多くの女子高生がいるし、みんな学校に行ったり、友達と遊んだりして普通の日常を送っている。 しかし、パキスタンと先進国では違うことがある。それは何か。 2012年4月29日。ひとりの女子高生に向かって、いきなり殺人機械が飛んで来た。その殺人機械は、なぜか彼女を「テロリスト」と認識する。 そして、ミサイルを撃って、彼女を爆殺し、肉片として飛び散らせるのである。ミサイルは2発撃たれた。彼女は、即死だっただろう。 いきなり殺人機械が飛んできて、普通の女子高生が爆殺される。これは現実だ。 アメリカの攻撃用の軍機の30%近くは無人機に 女子高生を無慈悲に殺す殺人機械とは、いったい何だったのか。そして、それは誰の持ち物だったのか。 アメリカが飛ばしている無人機「プレデター」「リーパー」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く