
UIEvolution Founder 中島 聡 Windows95/98、Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトを務めたエンジニア。NTTに就職した後、マイクロソフト日本法人(現・日本マイクロソフト)に移り、1989年、米マイクロソフトへ。2000年に退社後、UIEを設立。経営者兼開発者として『CloudReaders』や『neu.Notes+』、教育アプリ『neu.Tutor』といったiOSアプリを開発する。シアトル在住。個人ブログはコチラ 今回は、エンジニアtypeが展開している特集「New Order~融合の先を拓く者たち」に関連して、編集部から「ソフトとハード、ネットとリアルが融合する時代の歩き方」をテーマにしてほしいというリクエストがあったので、私見をまとめてみました。 この連載でも何度か取り上げたように、一昨年末くらいから、わたしはウエアラブル
2009/08/19 「PubSubHubbub」(パブサブハブバブ)という奇妙な名前のプロトコルが注目だ。2009年8月5日にグーグルはRSSリーダーサービスのGoogle ReaderでPubSubHubbub対応を明らかにしたほか、国内ではライブドアが、同じくRSSリーダー「livedoor Reader」とブログサービスの「livedoor Blog」でPubSubHubbubに初対応したことを8月18日に発表している。まだ対応サービスは少なく、その“効能”も「ブログの更新がRSSリーダーに反映されるのが、ほぼリアルタイムになりました」というだけで小さく見えるかもしれない。しかしPubSubHubbubは、ネット全体のリアルタイムコミュニケーションプラットフォーム化を促す重要なキーとなるかもしれない。 Twitterが見せつけた“リアルタイム”のテンポの良さ Twitter人気が高
分散ストレージの整合性をいかに解決するか。プライマリ-バックアップ方式と分散コミット~クラウドコンピューティングの雲の中(その2)。NII Open House 2013 クラウドはどのような仕組みで構成されていて、この先どう進化していくのでしょうか。6月14日に開催された国立情報学研究所主催のオープンハウス「NII Open House 2013」が開催され、国立情報学研究所 佐藤一郎教授が「クラウドコンピューティングの雲の中」と題した講座を行いました。 (本記事は「クラウド事業者がテクノロジーリーダーになる理由~クラウドコンピューティングの雲の中(その1)。NII Open House 2013」の続きです) クラウドのストレージ最大の問題、不整合をいかになくすか 世界には2種類のコンピュータしかありません。「壊れたコンピュータと、いずれ壊れるコンピュータ」です。 クラウドでは大量のサ
“Google Official Blogの7月7日のエントリで、Googleが社内で利用している開発ツール「Protocol Buffer」をオープンソースとして公開することが発表された。 Googleは、サーバー間のメッセージやインデックス記録、空間的データセットなど、さまざまなデータフォーマットを取り扱っており、その種類は何千種類にもおよんでいる。これらのデータフォーマットは構造化されているがフラット(均一)ではないため、やっかいな問題を引き起こすことになる。 しかし、Googleはこの問題を解決するために、データ構造化の手段としてXMLを採用することはなかった。変化し続ける膨大なデータ、投入される新しいサーバとのやりとり、これらを制御するためには、XMLはコストがかかりすぎ、遅すぎるなどの問題があったという。 Googleがさまざまな試行錯誤を経て開発した「Protocol Buf
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