第7回大規模データ処理におけるCPUとI/Oのバランスをどう考えるか 山崎泰史,武吉佑祐 2013-03-19
第7回大規模データ処理におけるCPUとI/Oのバランスをどう考えるか 山崎泰史,武吉佑祐 2013-03-19
大規模なWebアプリケーションのバックエンドでは、データを分割して複数のデータベースで運用することによりスケーラブルな運用を実現する「シャーディング」と呼ばれる技術がよく使わています。 米オラクルはMySQLでこのシャーディングを実現するソフトウェア「MySQL Fabric」を含む「MySQL Utilities」をリリースしました。 PHP、Java、Pythonに対応 MySQL Fabricは基本的にデータのレプリケーションを活用してシャーディングをするフレームワーク。データの範囲あるいはハッシュ値を分割キーとして用いたシャーディングを実現します。 アプリケーションからMySQL Fabricを利用するには、専用のコネクタを用いて接続する必要があります。コネクタは現在、Python、Java、PHPに対応しており、今後ほかの言語にも対応予定。 MySQL Fabricには、全体を管
RDBMSはオワコン? 「右を向いても左を向いても“ビッグデータ”というキーワードが闊歩する時代に、いまさらRDBMSの話題?」 本連載のタイトルを見てそう思われたかもしれません。 「ディスクベースのRDBMSはオワコン、これからは○○(お好きなアーキテクチャを入れてください)の時代だ!」 とおっしゃる方もいるかと思います。 しかし、むしろ多くの企業がビッグデータに注目しているおかげで、RDBMS側でも大規模データを取り扱うニーズが増えています。 大規模データを取り扱う時にボトルネックとなる5つのポイント 数百ギガバイトといったレベルのRDBMSであれば、現場のエンジニアの方にとってはあたりまえの世界でしょう。しかし、テラバイトを大きく超えたデータを扱う場合には、ボトルネックの傾向が変化するのはご存じでしょうか。 次の図は、RDBMSにまつわるボトルネックを示したものです。 図1 大規
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く