『頭を使わない英語勉強法』(三石郷史著、サンマーク出版)の著者の根底にあるのは、英語ができずに苦労した苦い経験。そこで「正しい英語を正しい方法で学べる場所を作ろう」と決意し、「小中高生をバイリンガルにする英語塾キャタル」という塾を設立したのだといいます。その塾も変わっていますが、タイトルにあるとおり、「頭を使わなければ、英語はペラペラになれます」と主張する本書もユニーク。 でも、「頭を使わない英語勉強法」とは具体的にどのようなものなのでしょうか? ポイントは、次の3つだそうです。 1.訳さない(9ページより) 「英語を正しい日本語に訳す」能力が求められた従来の英語勉強法を、著者は真っ向から否定しています。それどころか、「訳」は脳に負担をかけるだけで、効率がとても悪いのだとさえいいます。つまり、こういうことです。 バイリンガルたちのやり方に答えがありました。バイリンガルたちのしてきた勉強法は