iOS、Androidに続く“第3のOS”の余地がだんだんと少なくなってきた。米IDCが8月14日に発表した2014年第2四半期の世界スマートフォン市場は(http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS25037214)、前年同期比25%増と高成長を遂げた一方で、iOSとAndroidを合わせたシェアは96.4%になり、2つのOSの寡占状態が強まっていることを示した。 市場全体のパイが大きくなれば他のOSの市場もある、と思われてきたが、スマートフォン市場に新OSが入るスペースはない、ということだろうか。 第2四半期(4~6月期)の世界スマートフォン市場は、3億130万台を出荷した。四半期ベースで3億台に到達したのは初めてとなる。前年同期の2億4050万台から25.3%増の成長となった。 OS別のシェアは、Androidが84.7%と2位以下を大