JAX-RSはもともとRESTアーキテクチャなWebアプリを作成するための仕様だが、これを利用すると、普通のJavaクラスにアノテーションを付けるだけでWebサービスとして公開できるようになる。この記事では単純なJavaクラスを作成し、それをJAX-RSを利用してWebサービスとして公開するまでを示す。 なお、JAX-RS自体はJava EEの仕様のため、Java SEで利用可能なフレームワークはサードパーティによって提供される。本記事ではjava.netで公開されているJerseyを利用する。インストール手順などは記事内で説明する。 JAX-RSを利用したWebサービスがどのように動作しているかは最後で解説するものとして、ここではJAX-RSを利用すると、普通のJavaクラスをWebサービス化するのがどれほど簡単かに注目いただきたい。 JAX-RSの意義 全てのソフトウェアをサービスとし