年末年始はそこそこゲームができて満足だったわけなんですが、決定的なランダムイベントがなく大名の立地や武将の能力で難易度がほぼ固定されているこのゲームにおいて上級の序盤の切り抜け方もある程度共通しています。 4GamerにAARを掲載しまして、そこそこ読んでいただけたんでご参考にと思うわけですが、初手はゴミのような十等級の家宝を買って、全資金を大名本人の外交にぶち込み、信頼度40まで確保するのが一番生き残りやすいと思います。家宝を送ると、相手大名の当家への態度が「信頼」へ変えられ、信用度を効率よく引き上げることができます。 だいたいやっすい家宝の贈物の効果が3ヶ月ないし4ヶ月で切れる援兵を依頼できる充分な規模の大名に「隣国の豊かな城攻略の手助けをお願いする」か、攻め込まれたタイミングで援軍を貰って「自城が落とされる前に、自城よりも豊かな城を攻略する」かの二択であります。 【山本一郎】「信長の
私の趣味はゲームなんですよ。 正直、余暇の大半はゲームでありプロ野球でありネット鑑賞であり楽器演奏である私としましては、おっさんに相応しいゲームが出ると秒速100万キロのスピードでダウンロードするよう訓練されているのであります。 で、このほどWizardryタイトルがスマホで出たと言うので、疲労困憊の日々のせめてもの癒しにと思って脊髄反射でダウンロードしてみたらこの仕打ちですよ。 サービス元はGMO傘下のゲームポットですね。いい会社さんだと思いますよ。スタッフも一生懸命やっておられるようですし。しかしですね、私は本名でゲームをすることさえ許されないのでしょうか。自分の名前を入れて「お前の名前は卑猥だし不適切だ」と言われたときの愕然を理解できないようです。ああお前らはいい名前を親から授かったのかもしれないよ。でも私は如何に名前にアイデンティティを持てないとしても、自分自身が生きた証として、自
というわけで、v1.07にアップデートされたArsenal of Democracyで新春は過ごそうと思ったところ、なんかとっても不思議な世界大戦になってしまいました。 もちろん、私は過酷な環境を楽しむためにフィンランドでプレイ。初心者の嗜みですね。冒頭は、民主政策を放棄して力の限り独裁政治へ移行、わずかな工業力で算出される生産力はEspionage(諜報)へ振り分けて全員スウェーデンとノルウェーへ送り込んでBelligerence(好戦性)を無理くり上げ、おもむろに不可侵協定を一方的に破棄。資金ができたら全力でイギリスとドイツとの関係を改善し続け、雪解けして凍傷による戦力の減少がなくなる1937年5月にはスウェーデンに宣戦布告してフィンランド全陸軍がスウェーデンに殴り込んで連戦連勝。スウェーデン政府の和平交渉は余裕の笑顔でDecline(謝絶)、二ヶ月足らずで全土を制圧してこれを併合。ス
あまりにもハーツオブアイアン3(HoI3)が楽しすぎて、睡眠時間削ってプレイしまくっているんだぜ。 今作品は弱小国に厳しく、私のような弱小スキーなプレイヤーには厳しく、今回出た『ゼア・ファイネスト・アワー』でもそのあたりはまったく改善されておらず、滅亡して派枕を涙で濡らす日々なのであります。 【山本一郎】「ハーツ オブ アイアンIII」ブルガリア繁盛記(前編) http://www.4gamer.net/games/062/G006240/20130311026/ ハーツ オブ アイアンⅢ http://ow.ly/iQJVI そんなわけで、どこまで弱小ならギリギリ生き残れるのか? という探究心の果てに、ブルガリアなら大丈夫なのではないかと考えてプレイレポートを作成してみたのです。結論から言いますと、ひとつ間違えるとちゃんとブルガリアは滅亡します。そこを、プレイテクニックや手練手管でどうに
真っ暗な未来を見据えて一歩を踏み出そうとする人たちが集まり、複数の眼で先を見通すための灯火を点し、未来を拓いていくためのサロン、経営情報グループ「漆黒と灯火」。モデレーターは山本一郎。詳細はこちら→→「漆黒と灯火」
今日、あまりのことがありまして久しぶりにエキサイトしてオフィスで大声を出してしまったんですが、まあ要するに私もまだ若いぞということであります。 そのあまりのことというのは、結果の出ない大御所、というか、本人ではなく本人への周辺の扱いの拙さでして、とかくクリエイターというのは自信過剰なモードがあったり自信喪失したりと波があるのも事実で。結果が出なかったことを一番良く知っているのはたいてい本人で、でもそれを完璧に弁えた行動をしたら、そりゃそもそもクリエイターじゃないってことだと思うんですよね。 なぜなら、クリエイターとは他の人とは少し違った何かを持っているからこそ、新味のある尖った何かをオーディエンスに突きつけることが出来る存在だからです。えてして、人格的にはやや歪んでいるという。もちろん茶坊主に変なことを吹き込まれて道を誤ったり、過剰な自信に辟易した周囲のまともな人たちが去っていったりといろ
想定より二週間ほど遅れてGREE他6社が連絡会を設立するというお話が入って参りました。 プラットフォーム事業者6社によるソーシャルゲームの利用環境向上等に関する連絡協議会を設置 http://www.gree.co.jp/news/press/2012/0321_02.html どう見ても手遅れなんだけど、やらないよりもまし、というレベル以上の何かを感じさせる座組みにしていただければと願う次第であります。つーか、EMAはどこにいってしまったのでありましょう。 なお、取り組みの内容に関しては、RMTの禁止が謳われておりまして、ということはデジタルデータの「販売」という路線は捨てたということで、あくまで利用権の貸与という方法で処置していくのであれば、結局海外で標準化が進むオンラインカジノ規制法案の枠内で処置が進むという意味でもあります。 ソーシャルの実相 本当に必要な規制は何か http://
我が国に遅れてやってきた中立性問題、いろいろと議論が沸きあがっておりますがほうぼうお話を伺う内容を総合するに「部分的な従量制を導入することやむなし」という結論は動かないようであります。ユビキタスでどこでも動画だ的なサービスの未来絵図が、まさか電池以外のボトルネックで発生しようとは思わなかった関係者も多かったようですが、ぶっちゃけインフラ無尽蔵って常識的に考えてあり得ないわけなので、どこかでシーリングは考えないといけなかったのが近未来の地平線上に見えてきたというだけであります。 たぶん、来年のGDCやCEDECでは、通信の効率性とかそっち方面のセッションに人が山盛り入るようになるのかと思うと胸が躍るわけでありますが。劇的に改善が期待されるような画期的な技術も特にありませんからねえ。 個人的にはあまり支持しないのですが、IT系の投資業界では「技術そのものではない。技術を使って何が実現できるかだ
「敵の消費者庁警察庁パチンコ系族議員による三体合体ロボを倒すには合体する一瞬の隙を突くしかない! 今回は読売のフライング、確かに検討はしているが通知を出す可能性まで紙面に書かれるとは思っていなかったんだ!」 「警察庁はあの報道はなんぞと言ってます!」 「そうだろうそうだろう。熱いお茶を飲むタイミングではない。摘発情報はリーク内容を否定して一度引っ込めてからが勝負なんだ! 倒すには、このタイミングしかない! 走れ! 広太郎! GREEの広報能力のすべてを”当局との対話に全力を尽くして国民生活の発展に寄与して参ります”と叫んで回るんだ!」 「しかし… なぜ広太郎?」 「田中社長は暖かくして寝ている!」 「なんですって」 「彼はいい奴なんだ。勝負根性というものが備わっていない。摘発情報にびっくりしてシンガポールの村上世彰に資産移転の相談をしちゃうような男だぞ。戦うには善良すぎる!」 「そんな人が
ネクソンのIR部長に就任された大和史明さん、いまもインデックス現任とされる秋草慎吾さんら、具体的な関係者の名前と共に、木村剛さん時代の日本振興銀行やその関連会社およびNISグループとその派生ファンドあたりが取り沙汰されております。 細かい話は先週のメルマガに書きましたが、売上の水増しによる粉飾というよりは、当時のインデックス・ホールディングスの資金繰り、すなわち銀行団との折衝において経営が改善しているという状態をどう維持するのかという命題に対して出した答えがぐるぐるしかないという話だったようですね。 人気ゲーム会社に粉飾決算の疑い http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130612/k10015238371000.html 当然、大和史明さんはネクソンに移り、かの著名なグループスの面白取引の窓口をされていたわけですね。どんな仕組みがそこにあったのか、その振り込
年末のお得意様大ブランドマッピング大会に臨むにあたって、何となくの整理など。終わったら4Gamerに記事を書く。書かないかもしれないけど。 ■ リメイク批判を怖れない 原作モノ同様、前作でたくさんプレイ時間を費やした作品のリメイクはユーザーの反応が厳しい。続編より厳しい。しかし、ウェブでの批判や酷評をよそに数字が出るので、気を良くしてリメイクをたくさん企画すると、一層のリメイクバッシングを受ける。 リメイクを作るのは何故か。売れるからだ。売れるから作るのであって、売れないものを作ってバッシングされるより売れるものを作って叩かれたい。 ■ リメイクは独創性がなくなるのか リメイクで必要なのは何か。優れた原作と、その原作が出た当時よりも進んだ表現技法、そしてたくさん投入できる予算だ。システムはある程度同じで、シナリオは一度売れたものをリファインし、さらにグラフィックは前作より格段に良くなる。
山本一郎氏が語る「プロジェクト炎上のメカニズムと早期発見,行うべき処理の概論」。ゲーム開発はなぜ炎上するのか ライター:徳岡正肇 プロジェクト炎上のメカニズムと早期発見, 行うべき処理の概論 山本一郎氏 2013年4月15日,Unity開発者のためのイベント「Unite Japan」が都内で開催され,「プロジェクト炎上のメカニズムと早期発見,行うべき処理の概論」と題する講演が行われた。登壇したのは,炎上といえばこの人,ブロガーの“やまもといちろう”こと山本一郎氏だ。 「炎上」と聞くと,我々は「うっかり発言で,ネット大炎上」などといったフレーズを思い浮かべるが,ここで語られる「炎上」というのは,ゲームの開発がにっちもさっちもいかなくなってしまう状況のことで,山本氏は,そういった案件に対する火消しのプロなのである。 Unityに限らず,ゲームエンジンの普及によってゲーム開発は飛躍的に効率化して
とりあえず第一弾として、2013年3月26日、東京地方裁判所に株式会社イメージエポックに対し訴訟を提起しました。案件は、トキトワなどリリース済みのタイトルではなく、Unityを使ったプロトタイプの制作の一部代金未払い、および検収拒否の内容です。 また、2013年4月2日、下請法違反として公正取引委員会に申告書を提出、同日受理されました。
コンプリートガチャが問題だったんじゃなくて、射幸心を煽りすぎて未成年者などが高額課金を知らないうちにしてしまい被害が広がったことがいけなかったんだよ。 その手法としてコンプガチャがあるので、まずは消費者行政として対応し、業者の側も自主的努力で高額課金などに関する消費者被害を減らす方法を考えてね、ってだけの話。利用者がそれなりに安心してゲームできる環境を作ってね、というお願いだったと思うんだよね。 それがさあ、また被害件数すげー増えてるじゃん。相談も、件数も、金額も。未成年者(15歳以下)は月5,000円がマックスだったんじゃなかったのかよ。これって、消費者行政と業者の努力で頑張って被害を減らしていくっていう考え方では効果がなかった、という結論になるけど、業界としてはそれでいいの? まじめに業界として対応を進めるという話だったから、それじゃあ効果が出るのを待ちましょうかという握りだったと思う
ネットウォッチしなくては… skyrimに復帰したりしているからTechWave湯川編集長辞任とか糞みたいな物件のエントリーを書いてしまうんだ。growが安藤美冬女史や家入一真さんなどディスカバリー方面へと舵を切って、それをhagex師が嬉々として揶揄しているというのに、なぜ出遅れてしまったのだ。恥じ入る。ネットヲチャーとして恥ずかしく思わねばならない。 ハーツオブアイアン3も新しいバージョンが出たし、このままでは私のネットヲチ時間帯がヤバイ。このままいくとうっかりDIABLO3デビューとかして人として死んでしまいそうだ。ウォッチ人としての寿命を迎えたら、私にどんな価値が残るというのだ。無だ。ただでさえ乏しい人間性が灰になってしまう。 きっとゲームがいけないんだ。それは分かっている。ソシャゲの連鎖はようやく断ち切ったと思ったら、手軽にソロで遊べるskyrimが控えていたとか人生には落とし穴
例によって「言わんとすることは分かるが、それはまったく違うよ」という話を一つ。 ソシャゲへの反感はワインの方程式が生んだ反感と同じ -ゲームと心理学(2) http://www.famitsu.com/guc/blog/shin/12191.html 冒頭のワインの話は本当です。ただ、その後に続く、ソーシャルゲームの話はまったく間違いです。間違いというか、統計違いです。 新さんが例示しているDAUやKPI指標というのは、「現在、ユーザーがどういうアクセス状態にあるのか」という程度を示すただのユーザー動態データの総体であって、上記ビンテージワインで言うならば「値段」にあたるものです。 ビンテージワインの「値段」が分かるのは極当たり前のことであって、それが解析されたからといってゲーム業界の職人芸とはまったく関係ありません。せいぜい言えば、meta scoreを高く出したコンソールゲーム、あるい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く