PostgreSQLのリカバリ超入門(もしくはWAL、CHECKPOINT、オンラインバックアップの仕組み)Hironobu Suzuki
![MySQL 初めてのチューニング](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1cef5c5d428037564bd962116d05d67dec1d74eb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2Fmysql-101211051415-phpapp02-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
外部キー便利!!! MackerelではPostgreSQLで外部キーあり そのレコードがあることが保証される 各テーブルのidにアプリケーションレベル(Mackerelの場合Scala)で型付けをするとなお便利 MemberID型、MonitorID型 → idで誤ったテーブルを引くとかがない 本日のスキーマ CREATE TABLE `member` ( `id` INTEGER unsigned NOT NULL auto_increment, `earned_item_count` INTEGER unsigned NOT NULL DEFAULT 0, `name` VARCHAR(191) NOT NULL, PRIMARY KEY (`id`) ) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARACTER SET utf8mb4; CREATE TABLE `item`
よい機会なのでまとめておく。対象はMySQL5.6以下とMariaDB10.0以下。 (2014.12.3追記:以下の書籍にも記述した。) 要旨 MySQL/MariaDBのバックアップについて、相変わらず「InnoDBさえ使っていれば、FLUSH TABLES WITH READ LOCKは不要。よってバックアップ中に更新不可になることはない!」との主張が繰り返されているが、少なくとも5.6/10.0まではそんなことはない。 オンラインバックアップに関するロックの正確な記述 より正確に言えば「全データベース領域をバックアップする場合には、FLUSH TABLES WITH READ LOCKは必須。特定のInnoDBだけのデータベースやテーブルをバックアップする際は、この限りではない」。 なのだが、全領域のバックアップをしたい人に対してロック不要説を吹き込む人が未だにいる。 ロックの必要
OracleのMySQL担当サポートエンジニアを長年務める著者による、MySQLのトラブル解決のための決定版。著者はどこで問題が起こりやすいか、ユーザがどこで躓くかを熟知しており、6年にわたるテクニカルサポートの経験に基づいた実践的で現場指向の内容となっています。現場の生きた経験を反映した実践的なコンテンツは、MySQLを使うシステムに関わっている中級以上の開発者、運用担当者にとって福音となる一冊です。 序文 はじめに 1章 基本テクニック 1.1 構文の間違い 1.2 SELECTの結果が間違っている 1.3 直前の更新に問題があるかもしれない 1.4 クエリに関する情報を取得する 1.5 データからエラーの原因を遡る 1.6 クエリが遅い 1.6.1 EXPLAINの情報をもとにクエリを調整する 1.6.2 テーブルの調整とインデックス 1.6.3 いつ最適化を終わりにするか 1.6.
JPOUG> SET EVENTS 20140907 | Japan Oracle User Group (JPOUG)に参加して発表をしてきました。IIJさまのセミナルームは窓からの眺めがすばらしいですね。JPOUGの運営メンバのみなさま、会場を提供してくださったIIJのみなさま、当日お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。 私のセッションでは「MySQLのロックについて」と題してネクストキーロックなどの説明をしました。プレゼンテーション資料と、調査のために作成したツールを公開します。 プレゼンテーション資料 (PDF) Lock Inspector 1.0 プレゼンテーション資料からリンクしているウェブサイトの一覧です。 MySQL Lists: mysql: Re: InnoDB's inner workings + checkpoints 過去記事の訂正 @kami
新しい情報を盛り込み、信頼性や正確さといった目標を重視するという前版からの方針に加えて、第3版では、MySQLの動作の仕組みに関する事実だけでなく、MySQLがそのように動作する原理を伝えたいと考えて執筆されている。そうした原理の実質的な効果を示す、より具体的なストーリーやケーススタディを盛り込んで、それらをベースとして、「MySQLの内部のアーキテクチャや処理がそうなっているとしたら、実際の使用状況で実質的にどのような効果が得られるのか」、「そうした効果はなぜ重要なのか」、「結果として、MySQLは特定のニーズにどのように適しているか、あるいは適していないか」という質問に答えている。MySQL管理者やアプリケーション開発者が求める必須の知識や手法を掘り下げて、問題や課題に対して実践的な考え方と解決の手法を示す。読者のMySQLについての理解と技術を一段高いレベルに引き上げる。改訂第3版。
Percona MySQL Webinarsの発表(MYSQL開発でやってしまいがちな致命的なミスについて)のQAをご紹介します。 本発表はSQLアンチパターン著者のBill Karwinさんの発表です。 オリジナル: http://www.percona.com/resources/mysql-webinars/how-avoid-even-more-common-deadly-mysql-development-mistakes July 17, 2014 by Bill Karwin 水曜日に「MySQLを開発する上でよく起こる(そして致命的な)ミスをどのように回避するか」をPercona MySQL webinarsで発表した。お見逃の際は、ビデオとスライドを見る為に登録すればまだご覧にいただける。 参加いただいた皆様、そしてとりわけすばらしい質問をしていただきありがたく思っている
Webサービスを開発/運用してるモンとしては、いろんなWebサービスを触ってみなきゃアカンってことで、アメリカの若モンに大人気ってふれこみのsnapchatに登録してみた。これでリア充の仲間入りやと思ったが、snapchat友達が同僚二人しかいないうえに、利用シーンがあまり思い浮かばないww オジサン困っちゃいました。画像とか送信できるんだけど、数秒で消えるの。むしろそこがウリっていうね。どうやって遊ぼうか…。 2月はブログ書かなかったなーと思ったのでMySQL小ネタ。世間的にも自分的にも真新しくもなんともないTipsです。 innotopで集計 実は以前、Qiitaに書いたので↓をば。。。 http://qiita.com/la_luna_azul/items/505ca441b8c8e6a87aaa 流れるクエリ、ロックの状況、トランザクション(show engine innodb s
MySQL Performance Blogの翻訳。インストール後に必ず設定を確認しなければならない設定パラメータ10つを挙げ、その意味を解説する。MySQLの設定変更時の、一般的な注意点も合わせて。 January 28, 2014 By Stephane Combaudon 我々がパフォーマンス監査の仕事をする時には、MySQLの設定のレビューと改善提案を求められる。大抵の場合、たくさんのオプションがある中でほんのいくつかの設定しか変更するように提案しないことに、多くの顧客は驚く。この記事のゴールは、もっとも重要な設定をいくつか挙げてみることにある。 既にこういった提案は過去にもしているが数年前のもので、それ以来MySQLの世界ではたくさんの変化があったのだ。 話の前に 熟練した人でも、重大なトラブルを引き起こすミスをしでかすことがある。従って、ここに挙げたものを盲目的に適用する前に、
photo by byte MySQLといえば、巷ではInnoDBばかり注目され、MyISAMの地下アイドル化がにわかに語られる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 まあカジュアルにストレージエンジンを変換するだけで済むなら、簡単なのです。 -- legacy_my_tableをInnoDBストレージエンジンに変換する ALTER TABLE legacy_my_table ENGINE=InnoDB; よし終わった!さあランチタイムだ! ・・・と片付けてしてしまうと、悲劇が起こるかもしれません。(>o<;) それでは本日、MyISAMからInnoDBへ移行するなら知っておきたい意外な落とし穴とTipsを紹介します。 AUTO INCREMENTの挙動が違う落とし穴 以下に該当するクエリを利用している場合には、注意が必要です。私はハマりました。 INSERT IGNORE INTO
この記事はMySQL Casual Advent Calendar 2013 3日目の記事です。 はじめに 以前にSELECT ... FOR UPDATEとロックの挙動 - walf443's blogの記事にTwitterで少し言及したんですが、それの補足というか、InnoDBのロックの範囲について僕はこう理解していますよという話です。 MySQLといえば、InnoDBをネットワークサーバとして使うためのフレームワークであり、SQLはInnoDBのインデックスにアクセスするためのDSLといっても過言ではないでしょう。 InnoDBのロックとはつまるところインデックス行のロックなので、InnoDBのロックの範囲を理解するためにInnoDBのインデックスについて少し前置きしておきます(だいぶ端折ったけど長くなった…)。 クラスタインデックスとセカンダリインデックス すでにInnoDBのイン
https://mariadb.com/kb/en/optimizer-switch/にあるように、MariaDBのオプティマイザはかなり改良されている。 では、MariaDBのオプティマイザ/エクゼキュータはどの程度優秀か、4つのSELECT文の実行を通してMySQLと(ついでにPostgreSQLと)比較してみる。 (2014.12.3追記:オプティマイザについては省略してますが、こんな本がでます。) 結論を先にいえば「MySQLは検索が速い」というのは都市伝説。MariaDBはがんばってるけどPostgreSQLにはまだまだ及ばず。 *念のため。これはベンチマークじゃないよ、オプティマイザ/エクゼキュータの機能比較です。 自分で再確認したい場合はこちらにスクリプト群と実験のやり方を簡単に書いたので参照のこと。 調査環境 同一マシンにMySQL5.6.14、MariaDB10.0.4、
MySQL Performance Blogの翻訳。Perconaのサポートエンジニアである筆者が、InnoDBのパフォーマンスチューニングの基礎について、ハードウェアやOSの選定からパラメータの推奨値まで解説する。 最近、2007年にPeter Zaitevが書いた「InnoDBパフォーマンス最適化の基礎」という記事を見つけた。これは素晴らしい記事で、読んでいると、MySQLとPercona Serversそして今日利用可能な全ての基盤技術に関して、6年近くの間に何が変わってきたのかを見直してみたいと思わせるものだ。 本当にたくさんのことが変わったものだ!この記事では、InnoDBの使用に効果的なパラメータの多くに、特にパフォーマンスの観点から焦点を当てる。私はサポートエンジニアで、Percona SupportではInnoDBパラメータの適切なサイズに関する質問がたくさん寄せられている
7月29日にMyNA(日本MySQLユーザ会)会 2013年7月が行われ、Oracle ACE Directorの@sheeriさん、MyNA会長の@tmtmsさんに混ざって発表をしてきました。運営のみなさま、当日お越しいただいたみなさま、いつもありがとうございます。 Performance Schema - Sheeri Cabral (PDF) MyNA会2013年7月 に行って来ました - MySQLのプロトコル解説 - @tmtms のメモ 今回は@yoku0825さん、@yyamasaki1さんがライトニングトークをされました。@yoku0825さんアイスごちそうさまでした。 日々の覚書: MyNA会2013年7月に行ってきました 5分で作るMySQL Cluster環境 私は発表内容について懇親会でいろいろ宿題をもらってしまい、しばらく復習をしていました。ようやく修正が終わりま
MySQL 5.6正式版が公開。オプティマイザやInnoDBの向上でさらに高速。クラッシュセーフなレプリケーションなど 米オラクルは、MySQL 5.6の正式版が公開されたことを発表しました。MySQLはオープンソースのデータベースで、無料で利用可能なMySQL Community Server 5.6.10も公開されています。 MySQL 5.6のおもな新機能はプレスリリースやドキュメント「What's New in MySQL 5.6」で紹介されています。本記事ではこれらと、オープンソースカンファレンス 2012 Tokyoで公開された日本オラクル 山崎由章氏の資料「圧倒的な進化を続けるMySQLの最新機能」(PDF)の一部を引用しつつ主な機能を紹介します。 オプティマイザ、InnoDB、レプリケーション MySQL 5.6では、SQLを解析して実行するオプティマイザの改善と、データベ
YAPC::Asiaのスライドで予告していた通り、実際に弊社のいくつかのサービスで使っている my.cnf を公開しました。 github: https://github.com/kazeburo/mysetup/tree/master/mysql 今回、公開した理由はMySQl Beginners Talksの発表の中でも触れている通りです。MySQLのソースコード中に含まれるサンプルのmy.cnfが最近のサーバハードウェアや運用に合わなくなって来ているという状況で、自分の設定にイマイチ自信が持てていない人は少なくないはず。そこで各社秘伝のタレ的な my.cnf をOpen & Shareすることで、モダンなmy.cnfを作り上げる事ができるんじゃないかという考えの下、今回 github にて公開しました。 ファイルは4つあり、それぞれ MySQL 4.0、5.1、5.5、そしてテスト中
MySQL 5.6の RC 版が出ましたね。魅力的な機能が満載で皆さんwktkしていることと思います。早速、個人的に気になっていた memcached plugin を試してみました。 最初に結論から言いますが、現時点 (5.6.7rc) では HandlerSocket の代わりに使えるようなものではなさそうです。 memcached protocol でアクセスできるのは全体で 1 テーブルのみ 訂正: namespace という仕組みで複数テーブルにmapが可能です テーブルの文字コードは latin1 である必要がある 【2012-11-22 追記】5.6.8RCでは、文字コードが latin1 であるという制限は撤廃されました 「MySQL のテーブルに memcached protocol でアクセスできる」というよりは、「memcached のストレージを InnoDB にで
MySQL 5.1で使ってたmy.cnfを試しに5.6で動くようにしたときの差分す。網羅的には調べてないんで他にも廃止になったパラメータはあるかもです。あくまで参考までに。 # log-binにパラメータ指定しないと怒られます -log-bin +log-bin = mysqld-bin # old-passwordsはオン、オフだけじゃなくて引数(0, 1, 2)が必須になって、引数の値によって挙動がかわります。 -old-passwords +old-passwords = 1 # これ指定しないと、リモートからのpre-4.1な認証方法で接続できないです +skip-secure-auth # これ指定しないと、pre-4.1な認証方法で接続できないです★下に追記あり +default-authentication-plugin = mysql_old_password # パラメー
米国で行われているMySQL Connectというイベントで、ついにMySQL 5.6 RC(リリース候補版)が発表された。リリース候補版ということは、これが次の正式版になるということだ。MySQL 5.5は5.1から凄まじい進化を遂げたバージョンであった。だが、MySQL 5.6はさらにそれを上回る進化を遂げている!正直ここまでの進化を誰が予想しただろうか、いや誰も出来なかったであろう。これまで、α版が出たときから何度か新機能について紹介してきたが、今回改めてMySQL 5.6の新機能を振り返ってみようと思う。すべてまとめるともの凄い内容だ。興奮して夜も眠れなくなること請け合いだ。MySQLの進化が止まるのでは?などという心配は吹き飛び、もはやもうちょっと小出しにしなくて良かったのか?と心配してしまうレベルである。 それではMySQL 5.6の新機能について紹介していこう。 InnoDB
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