寿老人(じゅろうじん) 道教の神仙(神)中国の伝説上の人物 南極老人星(カノープス)の化身とされる 日本の七福神の一人としては白鬚明神とされることもある 酒を好み頭の長い長寿の神 日本では七福神として知られているが 福禄寿=寿老人と同一神と考えられている 七福神から外されたこともある 寿老人は不死の霊薬を含んでいる瓢箪(ひょうたん)を運び 長寿と自然との調和のシンボルである牡鹿を従えている 手には、これも長寿のシンボルである不老長寿の桃を持っている 日本では寺社に祀られることは少なくふだんは馴染みのない神 中国では、寿老人は南極老人星の化身とされ 人間の寿命をつかさどる神としてあがめられている 手にしている一軸の巻物は、人間の寿命の長短を記した司命の巻で 彼が従える鹿は、玄鹿を干肉にして喰らえば二千歳の長寿を 保つともいう道教説に由来する 長寿の象徴そのもの 「人間の命運を握っている」とい