1年間に生まれてくる子どもの数は1970年代前半には、およそ200万人でしたが、最近では110万人程度に減少しています。 出生率は、低下が始まる前、1971年の2.16から、2003年には4割減の1.29になっています。 この数値は長期的に人口を維持できる水準の2.07よりかなり低く、人口減少、人口高齢化の促進につながります。 我が国の総人口は、2000年(平成12年)時点で、およそ1億2693万人です。 その後、2006年の1億2774万人をピークとして減少に転じると予測されており、 2050年にはおよそ1億人、2100年にはおよそ6400万人にまで減少すると見込まれています。 西暦2000年、日本人口の年齢構成は、 子ども人口(15歳未満)が15%、働き盛り人口(15〜64歳)が68%、高齢人口(65歳以上)が17%でした (下図、人口ピラミッドの左側)。 これが現在の