史上初めて映画化された『アリス』。2003年に発売された、1966年ジョナサン・ミラー版Alice in WonderlandのDVDに特典映像として収録されていた。オリジナルの時間は10分ということだが、ここでは8分半ほどの収録時間である。一部カットがあったというより、現存しているフィルムがこれだけだということなのだろう。 無声映画であり、時間も短いということから判るように、物語を映画で再現したものではなく、『不思議の国のアリス』の場面を紙芝居風に見せた、といった作りである。 場面は以下の通り。 アリスが時計を持った白兎を追いかけて穴に飛び込む。 トンネルを兎を追って行く ホールで兎を見失う。カーテンの影のドアを見つけたが小さくて通れない。 Drink meの瓶の中身を飲んで、小さくなる。 鍵がかかっていてドアが開かない。Eat meと書いた箱の中身を食べて、大きくなる。 ドアを通る事が