人は何らかの星の元に生まれるものだが、筆者の場合は新卒から一貫して、入った会社がいずれも「終わってる組織」という定めを負っていた。 幸いにして海外に飛び出して、この不運な星から逃れられたが、日本にいた頃を思い返すと頭に浮かぶのはそういった企業特有の断末魔的な現象の数々だった。 その経験から学んだことは、詰んでる会社、修復不能な組織ほど、どういうわけか似通った悪手を打つということだ。 そんな場所からはさっさと退散するしかない…… と言うのは簡単だが、人間そう簡単に人生を左右する決断は下せないものだし、中にいる間は感覚が麻痺しておかしさに気付けないことだってある。 そこで今回は「終わってる組織」マイスターを自称する筆者が、やばい組織にありがちな危険シグナルの事例をご紹介したい。 その兆候を感じたら、せめて次を見つける準備くらいしておいて損はない。 危険信号を察知するアンテナを磨くべし! まず最