高齢者の介護の現場や子育て世帯に欠かせない紙おむつについて、使い終わったあとの保管や処分を負担に思う人が少なくありません。そこで国土交通省は、おむつを下水道に流して捨てることができないか検討を始めることになりました。 おむつの業界団体によりますと高齢化が進むにつれ大人用の紙おむつの出荷は増え、去年は78億枚と、8年前の1.4倍に増えています。今後も使用が増え使い終わったおむつの処分がさらに大きな課題になっていくとみられます。 このため国土交通省は、大学教授などで作る会議をつくりおむつを下水道に流して捨てることができないか検討を始めることになりました。国土交通省は、台所からでる生ゴミを細かく砕いて、排水と一緒に流してしまう下水道の整備を進めているため、紙おむつも細かく切り刻む機械を導入し、下水道に流す方法などを想定しています。 会議では下水がつまらないようにするため紙おむつの素材や細かく切る
![”紙おむつ下水道で処分” 国土交通省が検討へ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e337f7b1e6766fabea45cd5035602dee85a4dd13/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180313%2FK10011362401_1803130522_1803130522_01_03.jpg)