小学校学習指導要領の編集 「学校教育法」第二十条には「小学校の教科に関する事項は、第十七条及び第十八条の規定に従い、監督庁が、これを定める。」とされ、また同法第百六条において、この監督庁は当分の間文部大臣とすることが規定された。これらの規定に基づく「学校教育法施行規則」においては、小学校の教科の基準を定めるとともに、「小学校の教科課程、教科内容及びその取扱については、学習指導要領の基準による。」こととされたのである。 かくて昭和二十二年春、前記の諸法令とほぼ時を同じくして、文部省の編集した学習指導要領一般編および各教科編が配布され、これが新しい教育課程の基準として重要な役割を果たすことになった 表31 小学校の教科と時間配当の基準 小学校の教科の基準は、国語、社会、算数、理科、音楽、図画工作、家庭、体育および自由研究と定められ、その時間配当の基準は学習指導要領によって上の表のように示された
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