CTIA2012レポート(3)音楽、ゲーム、ペイメント、それぞれの「地に足のつきかた」 2012.05.10 盛りだくさんの初日が終わり、二日目の今日は、基調講演のラインアップはやや軽量級で、参加者の出足も今ひとつ。この傾向は毎年のことで、二日目はどちらかと言うと、展示を主に見る人が多いようだ。私は、今日もキーノートとワークショップ中心で、展示はまだざっとしか見ていない。 1.CTIAにおける音楽 どういう理由かはわからないが、CTIAで「エンタメ系」というと、音楽関係のサービスやテーマが取り上げられることが歴史的に多い印象がある。2000年代前半のお祭り騒ぎの頃は、毎回のように二日目の軽量キーノートにヒップホップ・アーティストが出てきて公演し、全く浮いていて場違い感を出しまくっていた記憶がある。 しばらくそういった演出は影を潜めていたが、今年は昨日のキーノートの前に、ニューオーリンズ出身