8月に入り暑い日が続いています。今年の夏は雨が多く、湿度が高いため、夏バテを起こしやすくなっていますね。私はオリンピックに火がついてしまったこともあり、余計熱い夏を過ごしています。 久しぶりのブログですが、今回は作業療法士が患者さんに説明するのに、必ずと言って良いほど苦労する「片手での調理動作」についてまとめたいと思います。 作業療法士は実施するリハビリ内容の1つに「家事動作」があります。主に主婦業を行っている患者様・1人暮らしで生活されている患者様に実施します。「調理動作」はその「家事動作」の1つの動作となります。 脳卒中後遺症の1つである「片麻痺」やケガなどによって片手しか使用出来ない状況になったときでも、方法の工夫や道具の使用により片手でも調理動作が行えるよう、調理訓練を行います。 今回は道具と片手で行う調理方法の一例を紹介したいと思います。 道具の紹介 ①くぎ付まな板 食材をくぎに
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