昨日は本来なら久方ぶりの吟行の日だった。 でも、ここんところ雨が続いており、吟行先が山だったので、下りが怖くて泣く泣くキャンセルした。膝が痛んだり、ひっくり返ったりしたら、皆さん方にご迷惑となる。 ところが、朝はまだうっとおしい天気だったのが、昼前には晴れた。 胸の中で、うずうずするものがあった。 グランドコンディションが悪くて、ソフトボールの練習が中止になった相方に言った。 「ねえ、お願いがあるんだけど」 「何や」 「パールちゃんで道の駅巡りしない?」 彼も暇を持て余していたらしく、OKが出た。 早めのお昼を済ませスタート。 まずは千早赤阪村の小さな道の駅。この村は大阪府で唯一の村だったと思う。葛城山や金剛山の麓で、紅葉や落葉、柿など晩秋の季語がいっぱいあった。 立冬を過ぎていても目の前にある物なら詠んでもいいんだ。 この道の駅は若い方に代替わりなさったようで、相変わらず小さいが、小洒落