日本共産党の板橋区議会議員で、同党の議員団幹事も務めた松崎いたる議員が、議会での発言およびブログなどSNSでの発言が原因で、板橋区の元職員から名誉毀損で訴えられ、この裁判の弁論が始まった。 この件の分類を「政治」と「司法」のどちらにするか迷ったが、いちおう政治としておく。法律より松崎区議の問題だからだ。 松崎区議は、同じブログのサイトを利用していたので、何年も前から互いに知っていた。しかし、この人の政治的な見識に疑問を感じることがあったうえ、その疑問は次第に彼の品格にも及ぶようになった。そうしたら、彼は訴訟の被告となったのだった。 松崎区議は、元職員がナノ銀と呼ばれる微小な銀を放射性物質の除去に利用できると説いたことに対し、非科学的であると批判したところ、元職員から訴えられたという。 そして、同じ批判をしている人は他にもいるのに自分だけ訴えられたと言い、また、科学的に正しいかを裁判で争うの